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わたしのNew Year's Concert "Gustavo Dudamel" !!! 

 

昨夜はサルプレイエルに2014年初コンサートに主人と音楽仲間の友人たちと7人で出かけました。
指揮者はわたしたちが大ファンの今をときめくGustavo Dudamel。オーケストラはヴェネズエラの Simon Bolivar Orchestra です。
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http://www.gustavodudamel.com/
彼とこのオーケストラについてお聞きになったことはあるでしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/グスターボ・ドゥダメル
若干32歳。わたしはもう5−6年程も前にパリで初体験しました。はい、正に「体験」という言葉がふさわしい。彼は耳だけでなく、体、空間で体験する指揮者です。そのエネルギー、ハッピーオーラ、どこまでも音楽が好きな人のための指揮者。一緒に音楽を生きさせてくれるのです。彼が世界中で大人気になったのは、このシンプルな原点、どこまでも気取らない人柄、そしてとにもかくにも音楽への愛を再確認させてくれ、一緒に感動できるからではないでしょうか。
彼が言った言葉でわたしがメモしてずっと大切に持っている文章があります。

"The music is magic. We cannot see it. We cannot touch it. But it comes directly to our soul, and it can change us."

Dudamel 2

彼はほとんどの場合楽譜を見ずに指揮をされます。丸暗記しているのです。昨夜のわたしたちはオーケストラの後のいつもの席、つまり指揮者を正面から見られる席にいました。彼の指揮を見ていると、まるでわたしたちもオケの一員になったようで、体を動かさないようにするのに苦労しました。こんな感じをさせる指揮者は彼一人です。
そして指揮が終ると彼は指揮台から降り、音楽家たちの中に入ってしまわれます。決して前に出て来て喝采を受けることはありません。過去に前半でヴァイオリンのコンチェルトを彼が指揮した時、そのヴァイオリニストがアンコールにソロで演奏されたとき、マエストロは椅子を持って来てオーケストラの最後列に置き、そこに座ってそのアンコールを聴かれました。こんなことをなさるのも彼一人です。
彼にとっては音楽は皆で作るもの。指揮者はその一員に過ぎないということなのです。
このあたり先日ご紹介したバレンボイムさんに通ずるものがあります。お二人とも人道的な意味での音楽活動にも力を入れている方達です。
昨夜のオーケストラは正にヴェネズエラの人道的な活動から誕生したものです。ヴェネズエラに200もの子供だけのオーケストラが存在するなんて、マエストロを聴くまで、まったく知りませんでした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ

そしてもちろんマエストロは最後にオーケストラの後にいるわたしたちの方に振り向いてくださいます。
Dudamel 1

音楽って本当に素晴らしい。国境も文化も言葉も超えた共通語。
会場にはいくつものヴェネズエラ旗がひるがえり、ヴェネズエラのサッカーチームのシャツを着ている方もいました。
マエストロが現れた瞬間から大拍手に口笛まで!大騒ぎです!
アンコール最後の曲はアルゼンチンの「マランボ」オーケストラ最後列にいる打楽器担当の一人がマラカスを振り鳴らします。マエストロは手で「前においで」と。マラカスを鳴らしながら狭い譜面と音楽家の間を通り抜け通り抜け最前列に到着。マエストロは指揮台を降り、マラカスの彼が指揮台に。興奮は最高潮!全会場スタンディングオヴェーションの中、コンサートは幕を閉じました。
会場を去る人々の口元は誰も笑っていて、本当にハッピーな新年の最初にふさわしい一夜でした!

それでは今日これを読んで下さったみなさんの口元にも笑いが来ますように、最高に盛り上がるこちらのビデオをどうぞ!
彼らの本拠地でのこの演奏!今日の一曲!!!バーンスタインの「マンボ」!
http://www.youtube.com/watch?v=NEs8yqhavtI
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