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HAVANA CUBA なにか切ない街 

 

この間のロバート・レッドフォードの話から、映画「HAVANA」を思い出しました。90年代のカサブランカとも言われた音楽も素晴らしいこの映画をご存知でしょうか?
Havana.jpg
革命の最中の人間模様を描いた映画で、俳優一人一人の個性も素晴らしいシドニー・ポラックの映画です。ハイ、「追憶」も彼でした。こういう恋愛物は得意ですよねー うちの主人は退屈で見てられないと言うけれど、女の子ならみんな好きよね、この手の映画!そしてやっぱりこの役にはレッドフォード以外は考えられないのですけれど!
ここでこれを聴きながら続きを読んでね。雰囲気バツグン。
Havana by Dave Grusin

わたしがこの映画を好きだったのにはもう一つ別の理由があります。それはキューバという国、ユネスコ世界遺産のハバナの街、ヘミングウェイのフローズン・ダイキリー、キューバ音楽、それらの全てにずっと興味があったからです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ハバナ
そしてとうとうこの映画から約15年後にわたしはハバナを訪れることが出来ました。飛行機から降りた瞬間から、ここを知っていた感覚、空気の匂いも埃も暑さも、遠くからかすかに聴こえて来る音楽も、すべて既に知っていたというこの感覚、みなさんもどちらかで感じたことはありませんか?わたしはきっと前世のどこかで、この国に居たか来たことがあったのだと思います。異国というより、すぐに自分の肌がなじんでしまうようなこの感覚。

Cuba 2
Cuba 4
Cuba 5
まるで映画の中のようなこの光景。すべてわたしが撮った写真です。
そして音楽はそこら中で演奏されています。
Cuba 3
Cuba 1
Cuba 6
若いグループからお年寄りのグループまでたくさん!そしてこれがまた皆プロのようにうまいのです。
みなさんもBuena Vista Social Club というおじいさんたちのグループは何度も来日しているのでご存知なのではないでしょうか。この方たちも道で音楽を奏でていたところから有名になりました。
http://www.youtube.com/watch?v=J6ZjnxnDSOM
暑い日中テラスでこの切ない音楽を聴きながら"Daiquiri por favor." ヘミングウェイになった気分で。
そう、キューバの音楽は他のラテンの国々のようなダンスミュージックではなく、座って聴く音楽。静かに。
ちなみにヘミングウェイが入り浸っていたと言われる有名なバーは La Floridita、こちらには今もバーに寄りかかっているヘミングウェイのブロンズ像があります。もちろん音楽も。ヘミングウェイのすぐうしろで。
http://fr.wikipedia.org/wiki/La_Floridita

ハバナから車で3時間、たいへん美しいビーチValadero のネコ。
Cuba 7
こんな夢のような海の色。
Cuba 8
そう!憶えてますね??サンゴの帽子はもちろんわたしです!

過去にたくさんの国が通り過ぎた国、革命のあと、旧ソ連のもとずっと共産国だったキューバ。革命前のアメリカ人が残して行った色とりどりのアメリカのクラシックカーはずっと修理され修理され街のそこら中を走っています。今もアメリカ人は家族、親戚などがいる人しかこの国を訪れることは出来ません。でもアメリカ人が来ない方が良いのかも。このノスタルジー、スペイン語しか通じない街、コカコーラの看板もマクドナルドも無い国(広告自体が禁止)。革命のあとが残るヨーロッパ建築の建物。中に入ると美しいヨーロッパの作りが残っているところがたくさん。
Cuba 9
でもそこには洗濯物が干してあったり、鳴らなくなったピアノが物置台にされていたり。ちょっと世界から置き去りにされたような国。
ラテンなのに人々が大人しく優しいのは、いままでの政治体制下、自由のない生活を強いられて来たからとも言われるなにか切ない国。
いつまでもこの雰囲気であって欲しいけれど、人々にとってはこのままではきっといられない国。なぜかというと人々は決して幸せではないから。あれから7年経ちました。今もあの空気が流れているでしょうか。

ロバート・レッドフォードのこの映画はそんなハバナにタイムトリップ出来るノスタルジックな映画です。
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