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今日の一曲 2014年ウィーンのニューイヤーズコンサート だからバレンボイムが好き!

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みなさん、元旦の恒例ウィーンのニューイヤーズコンサートはご覧になったでしょうか?
先日のブログでは1992年、カルロス・クライバーの優美な映像をご紹介しました。
今年はわたしの大好きなダニエル・バレンボイムの指揮でした。
ダニエル・バレンボイムをご存知でしょうか?

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彼についてはこちらをお読みいただきましょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ダニエル・バレンボイム
特に最近の彼の活躍に、イスラエルとアラブ諸国の才能あるクラシック音楽の演奏家を集めて結成されるオーケストラ、ウェスト=イースト・ディヴァン管弦楽団を指揮していることが挙げられます。イスラエル・パレスチナ問題に「音楽に国境はない」という面から取り組む音楽家です。
また彼はミラノスカラ座の音楽監督を勤めていますが、演奏が始まる前にオーケストラピットに入ったとき、まずは音楽家全員にきちんと頭を下げて挨拶をされます。
また、普通オペラの最後にはまず歌手が一人ずつカーテンコールに応え、その最後にその晩の女性の主役歌手が指揮者を迎えに行くのがならわしです。が、彼の場合は演出が許す限りいったんカーテンが引かれたところで、オーケストラ全員を舞台に上げます。こういうことをなさるのも彼だけ。わたしがベルリンで撮ったとても美しい写真がこちら。

Barrenboim.jpg

この写真の真ん中にマエストロは立っていらっしゃいます。
彼にとってまずは音楽家、オーケストラ無しの彼は無いということなのでしょう。オペラではオーケストラはいつもピットの中にいて影役者という感じですが、こういう風に舞台に上げてもらって皆どんなに嬉しいでしょう!この光景を見る度にいつも少し涙ぐんでしまうわたしです。

ニューイヤーズコンサートでは毎年最後にシュトラウスのRadetzky Marchが演奏され、会場の人々はマエストロの指示の元(というかあまりにも有名で来る人は皆すでに拍手の仕方も知ってる!)拍手で共演します。これがなくちゃ新年が始まらないとも言うくらい。
そして今年のこの一曲。どうぞご覧下さい。後にも先にもこの曲の最中にこういうことをされたマエストロを見たことがありません。

http://www.youtube.com/watch?v=VSWnWC58z7U

泣かないはずが、泣いてしまったではありませんか!
彼が最後に指揮台に乗っていらっしゃらないことにも気付かれましたか?ヴァイオリニストの横、オーケストラと同じ高さに立っておられます。
音楽家としてでなく人間としても素晴らしいマエストロ。
だからわたしはバレンボイムが大好きです!
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