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名誉回復!パリオペラ座バスティーユ I Puritani 「清教徒」 

 

昨夜はパリ バスティーユ オペラ座のベッリーニのオペラ「清教徒」に出かけました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/清教徒_(オペラ)
ブログにも書いた前回のバスティーユ オペラ座「アイーダ」の演出があまりにもひどかったので、ちょっとドキドキです。今夜はお目当ても一人歌います。バリトンのMariusz Kwiecien、これもブログに書いたMetropolitan Opera、METライブビューイングのエフゲニー・オネーギンの主役を歌ったのが彼です。
場内が暗くなったときいつも祈るのが、舞台にマイクを持った人が出て来ないこと。これはオペラファンなら何を意味するかをご存知。キャストの誰かに問題が発生したとき、病気とか代役とか、良いニュースはまずありません。
そして昨夜はマイクを持ったおばさんが出て来て「ああああ!悪いニュースはなんだろう??!」とわたしは思わず口を覆います。そしてすぐにお目当ての彼の名前が出て脈拍はマッハ!「病気で状況はよくありませんが、歌います」ここで思わず溜息!「なんとか歌ってくれる、ああ良かった!」
今迄パリオペラ座では代役がビックリで素晴らしい、という経験はあまりなく、たいていがっかりに終るものですから。これがMetropolitan Opera くらいになると、代役もすごいのを用意していて、結果それが「スター誕生」につながるというようなことが起きます。たとえば今では大スターとなったソプラノのルネ・フレミングなども「オテロ」でドミンゴに突き飛ばされて腰を悪くしたキャロル・ヴァネスの代役で出て当たりました。
その場に居合わせたのは母で、スター誕生の瞬間を見たわけです。
今夜もわたしたちの席はかぶり付き、指揮者の真後ろの一列目。一番いい席です!どうやって手に入れたかって?
午前中に電話したらリターンチケットで出た、とこういうわけです。一番難しいのは、このギリギリまでチャンスにかけて待つ辛抱力があるかどうかでしょうか。まったく出ないこともあるわけで。ハイ。
今夜の演出はシンプルながらも美しく、衣装も素晴らしくて時代にも合っていて(この間はメチャクチャでしたから)キャストも皆かっこよく美しく、そしてお目当ての彼も「調子が悪い?ってホント?」というような素晴らしい美声で一幕を歌いました。後半は少し声がかれて、二カ所ほど強い音をあえて出さない場面がありましたが、これに気付くのはマニアくらいだったかも。
I Puritani
音楽は最初から最後まで限りなく美しく、演出、歌手共に堪能しました。目の前で指揮する若き34歳の天才イタリア人指揮者ミケーレ・マリオッティのかっこよさもね♡
今日の一曲はこのオペラより、テナーのアリアのこちら。昨日のテナーじゃないけど、この手のオペラを歌わせたら現在多分ナンバー1、信じられない高音域を持つ彼の甘い声でどうぞ。
"A te o cara" I Puritani Bellini
参考までにこの同じテナーが歌うボローニャ歌劇場での録音(指揮はミケーレ・マリオッティ!)はYou Tubeで全幕を観ることが出来ます。わたしのブログを読んで「どうしても観たくなった!」という方はどーぞ。2時間半あればね。何も予定のない日曜日の午後とかにいかが?
I Puritani 全幕 ボローニャ歌劇場

ところで以前のブログに「オペラに着ていくドレス」というのを書いたことがありました。
昨夜のわたしは
Opera dress 1
アレレ?リトルブラックドレスは着ないって書いたのどこの誰だっけ?でも実は地味なパリのオペラ座には便利。
Opera dress 2
小さな赤のバッグはもう何年も重宝して使ってるルイヴィトン。この色は Pomme d'amour そのまま訳すと「愛のりんご」という愛らしい名前ですが、何のことはない、日本の縁日でも売ってる赤のリンゴ、お箸が刺してあるアレ、実はフランスでも移動遊園地なんてイベントがあると売られています。これのことを Pomme d'amour って言うんですよねー。その色ってことです。
でわたしのオペラバッグの基本の中身をご紹介。
Opera dress 3
丸い金色のはミュージアムショップなどで見かけると必ず買っていろんなバッグに入ってる缶のミラー。キティちゃんのポーチには咳止めキャンディー(マエストロ ウィリアム・クリスティーに怒られるからね!)。小さい黒の箱はMetropolitan Opera で12ドルで購入した小さな老眼鏡!ううう、こういうものも必要になって来た。
夏だとここに小さな扇子が加わります。あと、デジカメが入るけど、この写真撮ってたからここには写らず。
と、こんな感じでしょうか。
パンダのオペラバッグは気難しいフランス人の国よりも、「わはは」と笑ってくれるアメリカ向きですね!
次回のMetropolitan Operaに持って行きましょう!


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