PARIS パリ FEDORA より

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Paris Philharmonique とうとう完(?)成! 

 

さていろいろ物議を醸し出したParis Philharmoniqueのこけら落としは1月14日でした。
http://www.philharmoniedeparis.fr/en/
完成迄の予算から5倍に膨れ上がっただの、場所がパリ市内北東のあまりシックとは言えないところだの、そんなにたくさんの席をクラシック音楽が埋められるのか、など・・・
わたし自身も大好きだったサルプレイエルからこちらにクラシックが全て移動すると知って文句を言っていた一人だけど。
現パリ市長のアン・ヒダルゴにいたっては「パリ市は一部のクラシックファンのために付与はしない」と宣言したり(彼女が多分クラシック音楽を聴かないという理由で)まあとにかくガタガタとうるさかったのですが、とうとう完(?)成。なぜ?かと言うと、何とかオープニングに間に合ったのはコンサートホールとその周りだけで、今も階段や廊下や化粧室は工事続行中。そこら中に石膏が落ちてたり、埃だらけだったり、バーには飲み物は間に合ったけど、食べ物やレストランカフェはこの春の予定。
なんでも建築家はこの状態でのオープニングに納得せず、こけら落としには来なかったとか。そりゃそうよねー
わたしだって自分の家のお披露目がこれじゃあちょっとイヤだわ。
でもその2日後の雨の夜、わたしの2015年の初コンサートに出かけました。
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それでもやはり新しいコンサートホール、しかもベルリンフィルに真似て作られたというパリフィルへの来訪には心が躍ります!ポスターもなんだかおしゃれ。
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その前の腹ごしらえは、まだパリフィルにはレストランが出来ていないので、この一体Cité de la Musique(ここには最高の音楽学校もある)にあるCafé des concertsへ。とても素敵な空間です。コンサートの前に行きたかったら要予約。
http://www.cafedesconcerts.com/lacarte
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なんとわたしのテーブルの向こう2つに今晩のマエストロ William Christie(みんな憶えてる?咳すると怒るバロック界の巨匠)
http://aparisavecfedora.blog.fc2.com/blog-entry-29.html
がお食事をしています!そりゃそうよね。ここしかお食事するところ無いんだもの。
わたしはこちらを。ふふふ、ちょっと写真が大きくなっちゃった。今日の主役はこれじゃないんだけど。
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さあ、コンサートホールに足を踏み入れました!思ったより中が小さいのにビックリ。箱のよう。音響が素晴らしいと聞いたけど、確かに良く鳴りそう。光の具合もとても素敵ですよー
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今日のわたしたちの席はオーケストラの前から5列目のど真ん中。これは半年以上も前に電話で予約したとき、予約担当のお兄さんもまだ会場が完成してないからよくわからないような状態で、電話で一緒に「ここにしてみようか」なんて相談しながら取った席だったんです。こういうとこってフランス人のちょっといいとこって言えるかな。時間をたっぷり取って「困ったねー」なんて一緒に悩んでくれたり。
その結果はこんな最高の席でした!
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マエストロWilliam Christie 率いるLes Arts Florissants
Les Arts Florissants Homepage
今晩はシャルパンティエ、ラモーなどの新年にふさわしい華やかなバロックの数々でした。音楽も声も降り注ぐように美しく、今日はバロックだったけど、ここでもしベルリンフィルみたいのが来演したらどんな風に鳴るんだろうと、考えただけでコーフン!今シーズンはあと7個色々なコンサートを押さえているのでとても楽しみですが、多分この調子では増やしたくなりそうです。
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アンコールも2曲も演奏してくれた後に登場したのは、マエストロの右腕のPaul Agnew。この方はテノールの歌手だけどクラブサンも弾くし、指揮もする。わたしのバロックチェロの先生に言わせると、バロックの世界ではいくつもの楽器を演奏する人はたくさんいるとか。
そしてスピーチの内容は「パリフィルも誕生したけど、もう一つお祝いが」と。
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そして彼の指揮で何かバロックの誕生に関する?曲が演奏され、キラ星のような歌手達もその編曲に参加、そして花火と共に「70」というワゴンが出て来て会場は大興奮に!こういうのって本当にその日に居合わせてこそですよねー156 11
70本の薄いピンク色の大きな薔薇の花束を抱えて感無量のマエストロ。涙ながらにそのあとスピーチをされたのですが、その中で「こうして音楽を愛する今日集まった皆さん、本当にありがとう。この素晴らしいコンサートホールはまだ完成してないけど、みんなが音楽を愛するから今晩こうして一緒にここにいる。これからも音楽のために一緒に生きて行きましょう」とわたしももらい泣き。
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素晴らしい一夜でした。オープニング早々の、まだペンキの匂いも残る中、いつか世界でもきっと評判になるこの場所で、こんな華やかなバロックの一夜を過ごせたのはとても幸せでした。
夜に光る壁面の鳥の装飾。
このパリフィルハーモニックもずっとはばたきますように!
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