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アラカのアクセサリーとNancy Malen

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アラカのアクセサリーについてはご存知の方もたくさんいらっしゃるでしょう。
わたしが小さな透明のリングを(当時150フラン 約3000円)でマレ地区の絵と彫刻を展示したギャラリーの端っこに10コ程並べてあるのを一つ購入したところから、アーティスト マーティヌ・アラカとの友情は始まりました。
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その後中村江里子さんが日本で紹介されたことにより、アラカのアクセサリーが日本でも有名になりお店も出来ました。
でももともとは画家であり彫刻家でもある彼女とご主人がちょっと面白がって作ったこの透明のリングが一人歩きを始めた、ということだったんですね。彼女のビジュー、もっともアーティストの彼女は「作品」と呼んでと言いましたが、に恋に落ちたわたしのもとには、自分で購入したものも、彼女が下さったものも、いろいろ集まりました。
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その彼女が他界して2年。彼女の右腕としてずっと製作に携わって来た友人のNancy Malen が彼女の遺志を継ぎ、彼女独自の作品も交え、コレクションを発表しました。
あまりにも美しい彼女のホームページ。アラカを愛した人も、アラカを知らなかった人も、是非彼女のビジューをご覧ください。
現在はまだフランス語のみですが、Collection、 Bijoux というところからご覧頂けます。

Nancy Malen homepage

マーティヌ・アラカもそうでしたが、彼女たちの作品には命があります。自然や海や風を感じることが出来ます。ディオールやシャネルにもキラキラのアクセサリーはありますが、アラカのアクセサリーが先だったんですよ。そしてこれはわたしの意見ですが、ディオールやシャネルのアクセサリーには完璧さはあっても命はありません。なぜでしょう?それは彼女たちの作品は工場生産ではなく、すべて手作りだからなんですね。色も絵も彼女たちが描いたものから、一つ一つのビジューを作り、クリスタルの石も一つ一つちりばめています。
つまり同じものは2つ無いんですね。
何度も日本の友人から頼まれて「透明のリングを3つ」と言って購入しても、一つとして同じものは無し。だからお店で選ぶときも同じシリーズのものでも、「一つずつはめてみて気に入ったものを選んでね」と言われていました。
マーティヌ・アラカが亡くなったとき、こういう製作法のせいで、ストックが尽き次第もう彼女の作品は無くなってしまう、それがとても悲しかったわたしですが、彼女を発表時からずっと支えて来たナンシー、その彼女がアクセサリー製作を引き継ぎ、マーティヌ・アラカのエスプリが生き続けることになったのは、わたしにとっては何にも代え難い喜びでした!

ナンシー・マレンのホームページで、その美しい世界で、どうぞ「旅」をなさってください。
Bon voyage!
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