in オペラ OPERA

ミュンヘンの週末 Bayerische Staatsoper

-1 COMMENT
主人と一年に一度企画しているオペラの旅、今年はミュンヘンでした。
この旅はオペラを愛する友人たちと毎年違う場所へオペラを観に行くというものです。今のところヨーロッパにとどまっていますが、今年で6回目を迎えます。
原則オペラのチケットもホテルも交通手段も個人個人で手配し、あとはオペラの前にみんなで集合してセレモニーと称してシャンペンを飲みます。参加者は一人一本シャンペンを持って来る、というのが決まりで、あとは持ち回りで誰かがスピーチをしたり、歌ったり、プレゼントの抽選や、そして来シーズンの発表というのをわたしたちがします。参加する人は毎年基本チームに新しい人が加わって、今年は22名。過去にはヴェローナの30人というのがありました。
みんなでお揃いのバッジを作ったり、今年はステッカーも。主人と大いに楽しみながら企画しているイベントです。今年も新しい出会いや、たくさんの笑い、おしゃべり、とにかく2泊3日最高に楽しい週末でした。

ミュンヘンはお金持ちの街、そのオペラ座Bayerische Staatsoperは年間を通してキラ星のようなスターたちが登場する、素晴らしいプログラムが上演されています。
100 8
http://www.bayerische.staatsoper.de/866-ZmxhZz0xJmw9ZW4-~Staatsoper~bso_aktuell~aktuelles.html
わたしは過去にも何度か訪れていますが、今回観に行ったのはロッシーニのセビリアの理髪師。アルマヴィーヴァ伯爵を現在ロッシーニを歌わせたらナンバー1?のJuan Diego Florez が歌います。この楽しいドタバタオペラの最初に彼が歌うこちらのアリアをお聴き頂きましょう。
Ecco Ridente In Cielo Juan Diego Florez

今日のわたしたちの席は一列目右側。指揮者も横から見られて舞台はかぶりつき、わたしにとって最高の席です。他のメンバーは平土間からバルコニーまであちらこちらに散らばっています。
100 2
この席からは喜劇ながらも歌手達が首の筋肉を駆使して歌う様子などもわかるくらいの距離です。このように一列目で観劇する場合と、一階正面バルコニー、いわゆるロイヤルボックスと呼ばれる席で観劇する場合では、オペラの見方が変わります。今回の席は自分も音楽家と一緒に呼吸をするような感じ。躍動感や緊張感に包まれます。また目の前で素晴らしい歌手が歌うと、まるで自分だけのために歌っているかのような幸せな錯覚もあります。指揮者の声や息遣いが聞こえる場所でもあります。人によっては全部一緒に歌っているマエストロもいたりして、これもわたしの楽しみの一つ。とにかく音楽家と共に生きる場所ですね。
これを一階正面バルコニーから見ると、全体としての芸術、音楽と歌手のバランス、美しいオペラ座の真ん中の舞台で起きていること、まるで夢の中、竜宮城の中にいるかのごとく、至福のひとときです。観劇に来た幸せをより感じるのはこちらかも知れません。
それでも今回のテノールJuan Diego Florez を目の前で見られる幸せ!彼の甘い声が降り注ぐかのごとく!
100 3
そう!カーテンコールも目の前でした!ブラヴォー!
100 4
このカーテンコールですが、劇場によって右側だったり左側だったり。もちろん演出の影響を受ける場合もありますが、お気に入りの歌手がいる場合、カーテンコールがどちらかというのも重要。オペラファンの中には(もちろんわたしも)それを考慮してチケットを手配する輩もたくさんいます。
でも今回はまったくの偶然でした。ミュンヘンは数年ぶりで右左どちらだったか忘れてしまっていたし、チケットをリクエストしたときに「とにかく一列目をお願いします!」と図々しいお願いを書くのが精一杯でした。でも願いはちゃんとかないました!こんな大きなお金持ちのオペラ座なのに、案外ドイツ人以外からのリクエストを聞いてくれたり、こういうところ人間的なのがドイツのオペラ座ですねー
フランスじゃあ考えられませんからね。

さて、この春から夏にかけての季節にこちらのオペラ座へ出かけられる場合、オペラの前の軽食はオペラ座の裏側にあるとても素敵な Brenner へお出かけ下さい。とびっきりのサラダからグリル、パスタまで、何でも美味しいイタリアンレストランです。
100 6
http://www.brennergrill.de/home.html
お天気が良ければ是非テラスでアペロールをね!(憶えてる??)オペラと言えばシャンペンだけど、この季節は例外!
100 5
もちろんオペラの後のあーでもないこーでもないお喋りにも。ん?お腹があまり空いてない?だったら辛口のドイツの白ワインに、これを!
100 7
そう、こんな素敵なレストランなのに、もちろんこういうものを一つ頼むのも可!
ミュンヘンのオペラ座はお金持ちのシックなオペラ座だから無いけど、ベルリンなんてオペラ座の前に大きなかごにブレッツェルを山積みにしておばちゃんが売りに来てる。幕間にももちろん。
ああ、いいなあ!やっぱりドイツのオペラ座!
ちなみにわたしたちの団体はオペラの後にビアホールへみんなで出かけました。ビールにソーセージ!
これもミュンヘンならではですよね!

ところでこちらのオペラ座に出かけられる方はいつもよりお洒落をして行きましょう。今回も素晴らしいドレスを召されたマダムがたーくさんでした!とっても派手だったのはJuan Diego Florez くんのせいでもあったのかな?
人気男性歌手が歌う日は女性が多くドレスも派手に。また人気女性歌手が歌う日は男性が多くバラが降り注ぐなんてのは、本当にウィーンで目撃した話。会場中男性だらけで、カーテンコールには3階の両脇のバルコニーから白のバラが何十本と降り注ぎました。
その彼女の名前はEdita Gruberova 、彼女が何歳の女性かはどうぞお調べいただきましょう。いやはや!
http://ja.wikipedia.org/wiki/エディタ・グルベローヴァ
関連記事
  • Share

1 Comments

-  

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2014/06/15 (Sun) 01:23 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment