PARIS パリ FEDORA より

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Viva Gustavo! パリ フィルで聴く! 

 

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以前にもご紹介した若きマエストロ、Gustavo Dudamel
http://aparisavecfedora.blog.fc2.com/blog-entry-61.html
あれから一年後、オープンしたてのPhilharmonie de Paris パリフィルに彼が同じオーケストラを率いてやって来ました。そのプログラムの素晴らしさと来たら。同じ顔ぶれで出かけました。
24日(土)はベートーベン5番とワーグナーのリングからの抜粋
25日(日)はお国のヴェネズエラの作曲家Julien Orbonのシンフォニーとマーラー5番
会場は満員御礼。またあちらこちらにヴェネズエラの国旗が翻っています。みんなマエストロが大好き!もちろんわたしたちも!
2014年5月には彼が音楽監督を勤めるロサンゼルス フィルハーモニックまで出かけたわたしたち。建築も素晴らしいダウンタウンに銀色に光るウォルトディズニーホールがロサンゼルス フィルの本拠地。
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この大きなポスターだけでも心ときめきませんか??
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この日はオペラ座ではなくコンサートホールを使った新演出のモーツァルトのCosi fan Tutte
その素晴らしさと来たら!途中Gustavoまで歌い出したりして、演出も最高!
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こういうのも本当に、その時その場に居てこそですよね!

さて今日お聴きいただくのは、わたしの大大大好きなこの一曲。今回演奏されたマーラー5番の第4楽章Adagietto
数々の名演奏があり、わたしのお気に入りはカラヤン指揮のベルリンフィル、まあ車で言えばフェラーリのようなもの?
ヴィスコンティの「ヴェニスに死す」でも使われたこの一曲。カラヤンとベルリンフィルでどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=jM0NbWW2JYg

そして全曲を聴いてみたくなった方には
こちらは今お聴き頂いたカラヤンのベルリンフィル

Mahler: Symphony No. 5 / Karajan, Berliner PhilharmonikerMahler: Symphony No. 5 / Karajan, Berliner Philharmoniker
(1996/08/13)
Dg Originals

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そしてわれらのGustavoも Simon Bolivar Youth Orchestraと録音しています。
カラヤンより少しスローなこちら

Symphony 5Symphony 5
(2007/10/09)
Gustavo Dudamel、Mahler 他

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category: 音楽 MUSIQUE

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コンサートとオペラ お出かけドレス2種 

 

いつものサンゴのトイレで撮る今日はコンサートへの装い!
前にもご紹介したこのブラックのSinequanoneのニットドレスはパリのコンサートにはとても重宝。でもバッグはこんな面白バッグを合わせましたよ。カプリ島から来た子供用のバッグです。中にはケータイと口紅しか入らないから、パートナーと出かけるとき専用ですが。
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ただしバッグのせいで、いろいろ人に話しかけられたりややこしいから、そういうのが面倒な日は止めます!
寒いから黒のタイツに黒のスエードのパンプス。パリではもはやストッキングは無理。
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さてガラリと変わりこちらは先日スペインのヴァレンシアの怪獣のオペラ座へ行ったときのもの。
怪獣のオペラ座の話は憶えてる?
http://aparisavecfedora.blog.fc2.com/blog-entry-87.html
1月でも太陽は燦々、日中は20度にもなるオレンジツリーたくさんのこの街にはブラックのドレスは似合わない。夜は冷えるから毛皮のジャケットを足したけど、オペラへはこちらで。
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レースのトップも、ベージュのシルクのスカートも5年以上も前にパリの別々のところで買ったもの。このレースのクラッチバッグなんて、そこらで1000円もしなかったけど、こうして合わせるとなかなか素敵じゃない??
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それにいつもいつも履いてる上の黒のスエードと同じもののダークブラウン。こういう定番物は本当に便利。なんやかんや言って冬のコンサートやオペラに一番便利なのはこの手ですねー
もちろん以前は布で出来たものを履いていた。でも今ではとても珍しくなってしまって、せいぜい花嫁さん用に白の布が存在するくらい。黒はそれでもたまにあるけど、ブラウンの布はもう見ませんねー 悲しいけど。
夏の野外音楽祭なんかではサンダルなどで楽しむこともありますが、レッドカーペットのオペラ座では、靴はクラシックな方が品があって素敵だと思います。

ね、いつも新しいもの買ってるわけじゃないの。古いものの中からこうして引っ張り出したりして、それぞれのオペラ座の感じに合わせて選んでるんですよー

category: ファッション MODE

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Paris Philharmonique とうとう完(?)成! 

 

さていろいろ物議を醸し出したParis Philharmoniqueのこけら落としは1月14日でした。
http://www.philharmoniedeparis.fr/en/
完成迄の予算から5倍に膨れ上がっただの、場所がパリ市内北東のあまりシックとは言えないところだの、そんなにたくさんの席をクラシック音楽が埋められるのか、など・・・
わたし自身も大好きだったサルプレイエルからこちらにクラシックが全て移動すると知って文句を言っていた一人だけど。
現パリ市長のアン・ヒダルゴにいたっては「パリ市は一部のクラシックファンのために付与はしない」と宣言したり(彼女が多分クラシック音楽を聴かないという理由で)まあとにかくガタガタとうるさかったのですが、とうとう完(?)成。なぜ?かと言うと、何とかオープニングに間に合ったのはコンサートホールとその周りだけで、今も階段や廊下や化粧室は工事続行中。そこら中に石膏が落ちてたり、埃だらけだったり、バーには飲み物は間に合ったけど、食べ物やレストランカフェはこの春の予定。
なんでも建築家はこの状態でのオープニングに納得せず、こけら落としには来なかったとか。そりゃそうよねー
わたしだって自分の家のお披露目がこれじゃあちょっとイヤだわ。
でもその2日後の雨の夜、わたしの2015年の初コンサートに出かけました。
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それでもやはり新しいコンサートホール、しかもベルリンフィルに真似て作られたというパリフィルへの来訪には心が躍ります!ポスターもなんだかおしゃれ。
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その前の腹ごしらえは、まだパリフィルにはレストランが出来ていないので、この一体Cité de la Musique(ここには最高の音楽学校もある)にあるCafé des concertsへ。とても素敵な空間です。コンサートの前に行きたかったら要予約。
http://www.cafedesconcerts.com/lacarte
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なんとわたしのテーブルの向こう2つに今晩のマエストロ William Christie(みんな憶えてる?咳すると怒るバロック界の巨匠)
http://aparisavecfedora.blog.fc2.com/blog-entry-29.html
がお食事をしています!そりゃそうよね。ここしかお食事するところ無いんだもの。
わたしはこちらを。ふふふ、ちょっと写真が大きくなっちゃった。今日の主役はこれじゃないんだけど。
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さあ、コンサートホールに足を踏み入れました!思ったより中が小さいのにビックリ。箱のよう。音響が素晴らしいと聞いたけど、確かに良く鳴りそう。光の具合もとても素敵ですよー
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今日のわたしたちの席はオーケストラの前から5列目のど真ん中。これは半年以上も前に電話で予約したとき、予約担当のお兄さんもまだ会場が完成してないからよくわからないような状態で、電話で一緒に「ここにしてみようか」なんて相談しながら取った席だったんです。こういうとこってフランス人のちょっといいとこって言えるかな。時間をたっぷり取って「困ったねー」なんて一緒に悩んでくれたり。
その結果はこんな最高の席でした!
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マエストロWilliam Christie 率いるLes Arts Florissants
Les Arts Florissants Homepage
今晩はシャルパンティエ、ラモーなどの新年にふさわしい華やかなバロックの数々でした。音楽も声も降り注ぐように美しく、今日はバロックだったけど、ここでもしベルリンフィルみたいのが来演したらどんな風に鳴るんだろうと、考えただけでコーフン!今シーズンはあと7個色々なコンサートを押さえているのでとても楽しみですが、多分この調子では増やしたくなりそうです。
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アンコールも2曲も演奏してくれた後に登場したのは、マエストロの右腕のPaul Agnew。この方はテノールの歌手だけどクラブサンも弾くし、指揮もする。わたしのバロックチェロの先生に言わせると、バロックの世界ではいくつもの楽器を演奏する人はたくさんいるとか。
そしてスピーチの内容は「パリフィルも誕生したけど、もう一つお祝いが」と。
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そして彼の指揮で何かバロックの誕生に関する?曲が演奏され、キラ星のような歌手達もその編曲に参加、そして花火と共に「70」というワゴンが出て来て会場は大興奮に!こういうのって本当にその日に居合わせてこそですよねー156 11
70本の薄いピンク色の大きな薔薇の花束を抱えて感無量のマエストロ。涙ながらにそのあとスピーチをされたのですが、その中で「こうして音楽を愛する今日集まった皆さん、本当にありがとう。この素晴らしいコンサートホールはまだ完成してないけど、みんなが音楽を愛するから今晩こうして一緒にここにいる。これからも音楽のために一緒に生きて行きましょう」とわたしももらい泣き。
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素晴らしい一夜でした。オープニング早々の、まだペンキの匂いも残る中、いつか世界でもきっと評判になるこの場所で、こんな華やかなバロックの一夜を過ごせたのはとても幸せでした。
夜に光る壁面の鳥の装飾。
このパリフィルハーモニックもずっとはばたきますように!
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category: 音楽 MUSIQUE

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ZSISKA お気に入りのジュエリー 

 

数年前に横浜そごうに臨時出店していたところで出会ったのはZsiskaというデンマークのデザイナーが作ったジュエリー。
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樹脂で出来たこんな美しい作品にまず目を奪われ、立ち止まって見入りました。
その中でも気に入ったのはこちらのシンプルな丸い軽い形。キャンディーのような色から、24金を中に入れた金色のものまで。
すっかり目を奪われ、また値段も高く無かったことから、ゴールドとシルバーを求めました。
それ以来これをしていると、まあよく人に声をかけられること。わたしは手が大きいので目立つということもあるのでしょうが!
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横浜そごうは一時的な出店だったので、その後ロンドンで書い足した赤。そしてこの冬のバンコクでピンク。
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もう一つバンコクで買ったのはこちらのスモーキーピンク。グレーのようなピンク。この深みのある色合いはとても気に入ってます。
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こちらがサイトですが残念ながら販売されている商品が少なく、なんとも頼り無げ。
http://www.zsiska.com/
日本ではこちらで多少取り扱いがある模様・・・
http://www.abiste.co.jp/
ああ!残念だなあ!このデザイナーの作る世界がネットでは表現不足です!
わたしがバイヤーになって、もっと広めたいなあ。
この間はわたしが度々書いてるパリ7区のデパートAu Bon Marché のLouis Vuittonでオカマの店員さんがこの指輪に気付いて周りにいた人たちまで見に来て騒然となったわ。わたしの作品や商品じゃなくて本当に残念!
こういうのわりにあるのよね。アラカだってそうだった。やっぱりわたしの手が大きいからかしらん??

興味を持った方、海外旅行でいずれかの街を訪れる機会があるようなら、是非のぞいて見て。
http://www.zsiska.com/findus-2/findus/
みんなの注目集めること、間違い無しだよ!


category: ファッション MODE

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今日もバッハ! 

 

さて、先日のバッハチェロ組曲のビデオをYoutubeで探したついでに見つけた、今度はバッハのピアノ。
そう、バッハはピアノもとってもいいのよねー♫ うっとり。
https://www.youtube.com/watch?v=drHrf3qbpQY
いかがですか?バッハにこういうイメージを持っていらっしゃったでしょうか?

さて、このピアノはパリの有名なアンティークピアノを専門に扱う店Piano Neboutから来たわたしのスタインウェイ、1908年のもの。

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この店主のおじさん、何度も通って(スタインウェイがなかなか出なかったから)どれだけのことを教えてもらったことか。利益だけでなく古いピアノへのパッションに生きて何世代にもわたっているこのお店。わたしの予算も知ってるから、いい状態で見つけて修復にあまりお金のかかっていないもの、それが出て連絡を下さったという。
どうしてもこの時代のスタインウェイが欲しくて見つけるのに5年かかって、フランスの田舎やロンドンの郊外まで出かけたわたしだけど、結局スタート地点だったこのお店で買うことに。運命を感じました。
こういうピアノは誰かのお家やアパルトマンにあって、その人が手放すまで出ないから、本当に「出会い」ですよねー
元気だったころのトラはわたしがピアノを弾くとよくこうして聴きに来てましたねー
ふたを開けると、中に入って響くピアノ弦も何のその、中で寝ていましたね。不思議です。
この子はチェロよりもピアノが好きでした。あ、そうか。わたしはピアノはまあまあだけど、チェロは下手だからね!
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それではもう一つ大大大好きなバッハのマタイ受難曲よりとっても切ないヴァイオリンソロから始まるこの一曲もご紹介。
http://ja.wikipedia.org/wiki/マタイ受難曲
これもパリでかかると必ず観に行くものの一つです。声は女性だとアルト、男性だとカウンターテナーによって歌われることが多いこの一曲。こちらのシンプルで限りなく透明なような録音は、その美貌でも有名なメゾソプラノのAnne Sofie von Otterです。
何か今年を振り返って、冬の年末のあるひととき、何かそういうときに7分ほど自分の人生に思いを馳せる瞬間。人によっては泣くかもね。わたしも今年はいろいろ心が揺れるようなことがあった年だから・・・たぶん泣きます。コンサートではたいていいつもこの曲で大泣き。
このマタイ受難曲ってのは(ヨハネ受難曲もそうだけど)全体が人生って感じで、心を揺さぶられるんですよ。特に演奏が素晴らしかったときね!
ではどうぞ、極上の一曲を。

https://www.youtube.com/watch?v=r2C8TvF3dJk

全曲版も素晴らしいから、聴きたくなった方はこちらを。
やっぱりリヒター指揮、フィッシャーディスカウも歌ってるこちらでしょう。高いけどね。でもその価値のある素晴らしい録音です。


バッハ:マタイ受難曲(全曲)バッハ:マタイ受難曲(全曲)
(2007/11/21)
リヒター(カール)、ヘフリガー(エルンスト) 他

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category: 今日の一曲 MUSIQUE DU JOUR

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今日の一曲 わたしとチェロとバッハ チェロ組曲 

 

わたしは10年前からチェロを習っていますが、一人目の先生、チェロを買いに行くところから始まったエリカはその4年後26歳の若さでオートバイの事故で亡くなりました。
あのときチェロを止めなかったのは、わたしの歌の先生がオーガナイズしてくれた3人の子供たちとのカルテットを準備していたから。ご両親とも知り合い友人のようになっていたエリカが亡くなって辛くてチェロに触れなくなったわたしのその夏の約束した仕事が、先生のお嬢さんのハーピストの国際コンクールの準備のための、ハープ、ヴァイオリン2人とチェロのわたしのカルテット。
エリカ無しで譜面を読み始めました。「相手は子供だし」なんて思ってたら、とんでもない。ハープ14歳がスゴイのはわかってたけど、8歳と12歳のヴァイオリンは天才少女たちだんですね。そのお父さんは元東大オーケストラのコンサートマスターとかで、子供達を同伴されて来てたんだけど、その怖いことったら!
エリカ無しで一人で練習、しかも子供をなめてたわたし、最初の音合わせで「チェロさん、ラが違います」
ひぇーーーー!!!ごめんなさい!
以来決して名前では呼んで頂けなかったわたしですが、一ヶ月半後まで必死で練習して最後には「チェロさん、練習しましたね」と言って頂けました。このときの子供とのカルテットは本当に素晴らしかった!子供って本当にすごい。8歳のちびヴァイオリニストがたった今出来なかった表現、お父さんから怒鳴られて、泣いて、でも本番ではちゃんと出来る。今でも最高の思い出です。こんな下手なチェロでがまんしてくれて、みんなありがとう。
この必死の夏のおかげで、チェロを止めてしまうことにはならなかった本当にありがたいお話でした。

そして次に来た先生は、エリカの同僚でもあったオリビア。そしてオリビアはバロックを専門にするチェリストです。そのせいで、以来わたしはバロックに向かうことに。
そのオリビアがパリオペラ座にデビューしたことを書いたブログを憶えてる?
http://aparisavecfedora.blog.fc2.com/blog-entry-69.html
前にも書いたと思うのですが、オペラやコンサートではあまりバロック派でなかったわたしですが、自分が演奏するとなると不思議と心地いいことに気付きました。何か平和。優しい感じ。
オペラもなんだかゆるい。殺したり殺されたり兄弟だ親子だストーリーは相変わらず激しいのがオペラだけど、なんだか音楽がゆるい。
ドボルザークのチェロコンチェルトなんて命がけって感じだけど、バロックはとにかくゆるいのです!
そのわたしが今取り組んでいるこの一曲をご紹介します。あまりにも有名なバッハの無伴奏から。これを弾かしたらナンバー1は、わたしにとってやっぱりこの人。とっても親日家で飛行機でお会いしたときは法被を来てチェロを抱いてファーストクラスにいらっしゃいました。
ベルリンの壁崩壊後のコンサートの模様はみなさんも憶えていらっしゃるかも知れませんね。
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さあ、息を止めてどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=fbIvO0EyTUs

・・・ひえー!自分が練習してるのと同じものとはとても思えましぇん。

さて、この楽しい写真は数年前、友達が子連れで家に遊びに来たときに、子供達に一曲披露したときのもの。
それまで子供達はピアノのすぐそばでプレイモビルで遊んでいたんですね。あまりにも可愛くてどけるのも残念で、その中に場所を作って演奏しました!
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この人の繊細なバッハも泣く程素晴らしい!

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
(2008/06/11)
モルク(トゥルルス)

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category: 今日の一曲 MUSIQUE DU JOUR

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