PARIS パリ FEDORA より

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世界一美しい靴 Sergio Rossi ! 

 

深刻な話題に触れたあとのブログが「靴」の話ってのは、またもや説得力無いんだけどぉ〜♭
わたしが大好きな靴のブランドにSergio Rossi があります。たくさんのセレブリティーにも愛されているブランドです。
http://www.sergiorossi.com/jp
イタリア製のこちらの靴のそれは美しいことと言ったら!
でも美しいだけでなく履きやすいのもこちらの特徴です。そしてその製法の素晴らしさから、とっても長持ちするものでもあるのです。
わたしが7年前に購入したブラウンのブーツは、大切に管理して来たせいもあるけれど、今でもまったく型くずれもしないまま、その美しい立ち姿を保っています。もちろん雨の日も雪の日も、そして歩きやすいから散々履いたにも関わらずです。お値段は「清水の舞台から〜」飛び降りちゃうくらい高かったけど、7年も履いてまだまだ先は長そうだから、結局はその辺りで安いブーツを買って1−2年で履けなくしてしまうよりはお買い得だったのかも?
そういうわけでセールになるとコーフンして駆け付けるお店の一つなのです。

このサンダルはセールじゃなくて、でも恋に落ちてお値段の高さに目に涙をためながら数年前に買ったものでしたが、その美しさには今でもうっとり♡

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このピンクゴールドのサンダルは置いてあるだけでも美しいのですが、履いたときに膝下まで足そのものが美しくなるようなマジックサンダルなのです。なぜだろう?まったく自信の無い自分の足のかかとのあたりからふくらはぎまでが、なぜかとってもキレイに見えるのです。膝下が数センチ伸びたかのような、足首も数センチ細くなったような??(残念ながら写真は無しねー だって「あら。案外そうでもないじゃない」なんて言われたら悲しいから!)
他にも何足か持っているサンダル、そしてパンプスやブーツにも同じことが言えます。同じドレスでいろいろ他のブランドの靴に履き替えたりして鏡の中の自分を見たとき、Sergio Rossi は一番立ち姿が美しく出来上がるのです。全身を美しく見せる靴たち、それがSergio Rossi です。

次回はこのマジックサンダルを履いて出かけたヴェローナの夏の音楽祭をご案内します。

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category: ファッション MODE

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カリブ海と「それでも夜は明ける」 

 

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さて、このリゾートはその客層の9割がイギリス人なんですね。家族連れもたくさんですが、そこはイギリス。そこら中子供が走り回ったり騒ぐようなことはありません。日中キッズクラブといって子供を預けられる、そこでは色々なアクティビティが用意されていて、子供達もその方が親といるよりも楽しい、といったサービスもあるので大人達はビーチでのんびり。
ホテルも中心にあるレストランをはさんで、片側には小さな子供を連れたファミリー、別の側にはカップルなど、そういう部屋の配分にも気を遣ってくれています。これは静けさのためだけでなく、子供達同士が一緒に遊んだり、それを見る大人たちも知り合いになったり、と良い効果を生んでいるように思います。
そして毎日午後の3時を過ぎたころには、ホテルのどこにいるお客さんにもアフタヌーンティーが供されます。わたしたちはビーチで何度かいただきましたが、これもイギリスの習慣、イギリス人が多いリゾートならではですね。
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他のカリブの島ではアメリカ人の多いサントドミンゴやアンギーラにも訪れたことがありますが、やはりアメリカとイギリスの間には同じ英語圏ながら、大きな違いがあります。このリゾートはジェントルマンのリゾート。
オールインクルーシブ(お食事も飲み物もすべて含まれている)ではあっても、散々飲んで酔っ払って大騒ぎをするアメリカ人のようなことは、このリゾートには一切ありませんでした。もちろんそれなりのリゾートだったということでは、ありますが。
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とにかく静かに過せた一週間でした。
でもなんだろう?何かが、何か「居心地の悪さ」みたいな小さな何かが、ずっとわたしの心にひっかかったままだったのですが・・・

その帰りの機内で、わたしたちは今年のアカデミー作品賞を取った「それでも夜は明ける」を観てしまったんですね。
12 YEARS A SLAVE
http://yo-akeru.gaga.ne.jp/
みなさんはこの映画をご覧になりましたか?
「とてもいい映画だった!」と一言では言い切れない、重い映画でした。そしてこの映画を見た時に、今更ながら、わたしたちの休暇について、そして何かわたしの中にひっかかっていたもの、について思ったのです。
このイギリス人がほとんどの素晴らしいリゾート。その客層は99%が白人でした。(1%はわたしね)そしてホテルの従業員は100%が黒人でした。このホテルは社員教育が徹底しているのか、その従業員の一人として、何かその人種差のようなものを感じさせることはありませんでした。
が、この映画(実在した話)を見た時に、実はこの映画の時代と何も変わっていないのではないか、と。この映画で起きたようなことは現在この場所で起きることは無いけれど、それでも白人に奉仕する黒人という図は、まるで変わっていないではないか、と。
そしてわたしが何か心にひっかかっていたもの、それはそのことだったのだと、機内で気付いたわけです。
世界中で今日も国、人種、宗教間の差別、争いは途絶えることなく、続いています。
でも「奴隷」というこの言葉。この事実。白人が「黒人だというだけで」黒人を扱ったこの過去の事実、これは白人のみがした過ちでは無かったでしょうか。戦争という場、時においては、どの人間も狂った行動を取って来た(取り続けている)と思いますが、肌の色の違いで、人格を奪い、奴隷とした人種は白人以外にはいるでしょうか。
今回わたしはこのホテルに何か「偽善」を感じていた、と今思うのです。「平和なふりをしている偽善」「今はもう世界は変わってこうしてうまくやっていけるんだよという偽善」それは白人が思っている偽善であって、現地の人々は決して忘れたこともなければ、今もその過去を抱えて生き続けているのではないかと。
こうして美しい海を求めて遠くから白人がやって来て、たくさんのお金を落として行ってくれて、それで自分たちの生活が潤うから、努力をしているだけ。でも多分誰も、今の若い世代も、肌の色のせいで、決して忘れることは無いことを抱えて生きているのではないか、と思ったのです。そしてそれは現地の人たちの瞳の中に、何か見えるようだったのです。
ホテルの従業員たちは素晴らしかった。すれ違えばにっこりし話もする。でもホテルを出た途端のタクシーの運転手さんは一言も話さず沈黙のまま空港へ、そして空港で働く人たち、その人たちの表情には何の感情もなく微笑みもない。
「それでも夜は明ける」を観た主人もわたしも、その後話し合うことはありませんでした。何も話さないまま、パリに着いたけれど、白人の主人はただ一言「こういう休暇のあとに観るには辛い映画だったなあ」と溜息と共に言いました。
あのリゾートにいたイギリス人はなにか感じていたでしょうか?
もしかするとそれは、わたしが中国や韓国を訪れたときに、値切って安い買物をしたり、足のマッサージなどのサービスを受けたとき、ちょっぴり心に感じる「うしろめたさ」みたいなもの。それに似たものだったでしょうか?
それとも、もともと奴隷として黒人を扱えた白人の子孫だから、やっぱり当たり前のように思っていただけだったでしょうか?

今までいろいろな国のリゾートへ出かけました。その中には貧しい国も、人種の混じった国も、国自体が安定していないような場所もありました。もちろんそういったことを感じないことはありませんでした。
わたしたちのホテル一泊分のお金で一家が一ヶ月暮らしているようなタイや、いくつもバスを乗り継いで学校に通っている子供達が雨の中道路脇に立つモーリシャス、今もフランス軍が居続けるタヒチやヌーメア、女性を街中で見ることの無いモロッコやトルコやエジプト・・・
複雑な思いを感じる旅先はいくつもありました。
ただ今回の休暇は、今でもなにかしっくり来ない、なにか消化できないもののある、美しかったけどなにか心が傷むようなものが、残った旅でした。

category: 旅行 VOYAGE

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Antigua Carlisle Bayの一日 

 

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今日も快晴でござる。何年越しの平家物語、今年は終えられるでしょうか。
他にもずっと読む時間のなかった数週間前の週刊文春とかフランスの雑誌たち。まだ時差ボケと旅の疲れで頭もスローです。
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ビーチに落ち着くと、小さなアイスボックスが運ばれて来て、その中には氷とミネラルウォーターがたくさん入っているんですね。とっても嬉しいサービスです。
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ここは小さな湾で(Carlisle Bay)ビーチも短いので、恒例の散歩や貝拾いに一日を費やしたいわたしは少々不満。それでもすぐに歩き疲れてまあ一杯。ちょっぴりの貝と、フローズンダイキリ。少しバカになった気分。
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ランチメニューを見るとBENTO BOXの文字が。弁当箱?4種類の中から「サラダ」というものを頼んでみたところ、来たのはこちら。パチパチパチ!イタリアンサラダ3種類(カプレーゼ、ツナのタタキ、プロシュートのサラダ)とフライドカラマリ。とっても美味しいお弁当箱でした。
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運動と称して午後はまた貝拾いを頑張りましたよ。このビーチには少しピンクやベージュがかった貝が多いようです。小さな小さな桜貝も見つけました。
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ビーチから戻ると部屋の前には美しい薄紫の大きな陶器のボールに水がはられていて、これは足の砂を落とすものなんですね。いろいろあちこちの海のリゾートに行きましたが、これは初めて。とっても気がきいていますねー 裸足で歩くお部屋に砂を持ち込まないようにするのは、子供のときからのいつもの課題ですから。
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そしてこの大きな貝は「DO NOT DISTURB」という意味で、お部屋の前に置くようになっています。素敵な演出ですね。
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こうして優しい一日は静かにディナータイムの空の色に。
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category: 旅行 VOYAGE

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Antigua のリゾート Carlisle Bay  

 

さて、何年も前から夢見ていたカリブ海の島Antigua のリゾートCarlisle Bay へやって来ました。
このリゾートを見つけたのは、モーリシャス島のホテルにあった「世界のホテル」みたいな本でした。その後インターネットなどで調べるうちに、どんどん夢はふくらみました。そう、島そのものよりこのリゾートに行ってみたいという感じでしょうか。
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Carlisle Bay Antigua
こちらのHPを見て頂ければ数々の美しい写真がご覧頂けるのですが、わたしが到着した瞬間に溜息と共に撮った数枚のロビー周辺の風景。
こちらはフロントデスク。なんとも静かな。
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続くロビーラウンジの一角。緑の光。
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こういったコーナーがあちらこちらに。
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バーコーナーから見えるのは美しいプール。敷いてあるタイルは薄いグレー。
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中庭への小さな小径が見えるピアノバー。
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家具も雰囲気も光の具合も、すべてわたしの好み。前もってHPでこういう感じだとわかっていたから、こちらのホテルに決めたんですけどね。そう、わたしは旅に関してはかなりしつこい性格で「行くからには失敗したくない。一度しか行かない場所なら最高の場所を」と、ホテルにしろレストランにしろ前もって調べ倒す性格なのです。(ミュンヘンの時にもちょこっと書きましたが)時々主人に「もういい加減にしてくれ!」と言われるくらい。
アンティグアは何年も前から調べていたところ。もちろんたまには失敗もありますが、今回のようにはるばる地の果てまでという感じで来たような場合、期待が裏切られないと嬉しいやらホッとするやら。

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ウェルカムカクテルのRum Punchを片手に案内されたジュニアスイート(そう、ここにはジュニアスイート以上のお部屋しかありません)も期待通りの洗練された美しさ。
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バルコニーにはこんな素敵なベッドが。賑やかなのは、小鳥たちだけ。
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そしてすぐ前に広がるビーチ!
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出発前の慌ただしさや、パリでの日常のゴタゴタやいろいろや、すうーっと頭から少しずつ離れ始めるような感じ。
まずはこの素敵なステイをビーチフロントのレストランIndigoでのランチから始めることにしましょう!
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つづく〜♪

category: 旅行 VOYAGE

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カリブ海で出会ったRobert Indiana のLOVE! 

 

以前にRobert Indiana の彫刻LOVEについて書きました。憶えていらっしゃいますか?
http://aparisavecfedora.blog.fc2.com/blog-entry-51.html
この夏カリブ海のAntiguaという島に休暇に出かけたのですが、行きにSt Marteenというところに乗り継ぎのため、一泊したんですね。そのホテルの壁にこんな文句が書かれていて・・・
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そしたらその先にこれがあったわけです!
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All you need is...LOVE !!
このホテルは別にデザインホテルでもおしゃれな場所でも無いんですけれど、こんなところで出会うなんて、とても嬉しくなりました。気付くとあちらこちらにジャコメッティの(ような)レプリカとかもあって、オーナーがきっとモダンアートが好きなのでしょう。
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Mercureというホテルチェーンの何と言うことの無いホテルなんですけど、なにか同じものが好きという幸せな気持ちになったわたしです。

ところでSt Marteen/St Martin の空港について映像を見たり聞かれたりしたことはありますか?
すぐそばがこんな素晴らしいビーチの空港です。
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こちらの空港はビーチのすぐ後から滑走路が始まり、そして反対側は山という、パイロットにとっては難所??とも言えるような離着陸の空港なんですね。滑走路を出来る限り長く使わないとならないことから、ビーチのすぐ後に着陸するわけです。一応このビーチは滑走路の幅と同じだけ海水浴客には安全のため「進入禁止」って書いてあるんですけど、このビーチぎりぎりに降りるランディングを見たさに、そんな禁止を守るどころか、みんな待ち構えているわけです。
ふふふ、胸躍るこちらのビデオをどうぞ!
https://www.youtube.com/watch?v=46NIA6gVB8o

このあと主人とわたしはAntiguaへ向かいます。次回をお楽しみに!
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category: アート ARTS

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La vie en rose ! 親友ELVIR のバラ園 

 

この間の日曜日、25年来のフランスの親友Elvirのお家にランチによばれました。以前のブログでヴァイオリンとピアノのデュオをした彼女です。
ここ2年程彼女が庭に精を出しているのは知っていたのですが、行ってみてビックリ!それはバラの数々でした。
美しい彼女のバラをご覧下さい。

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そしてそれぞれテラスの周り、コーナーごとに種類を分けたり混ぜたりして、咲いています。
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本当にいくら観ても飽きずにうっとり。青空のもと、とってもキレイ!
そしてお気づきのように彼女はピンクが大好きなんですね。こんなピンクのコップとか。
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その彼女へのお土産に主人とわたしが選んで持って行ったのは、わたしの街にあるとっておきのお花屋さん、前に楽焼を紹介したお店からのピンクの大きなブーケでした。こんなフューシャピンクのあじさい、珍しいですね!
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偶然にも最近リフォームした彼女のキッチンとサロンの壁紙と同じ色。ブーケは大き過ぎて花瓶が見つからず、バケツに入れたあと、すぐに彼女は余った壁紙を持って来てクルリとバケツの周りに巻いて隠しましたが、なんと素敵なんでしょう!

さて今日のランチの最後、手作りのデザートの他に彼女はこんなアイスクリームのケーキを注文してくれていたのですが、それはイチゴとバニラの愛らしいデザートでした。
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メッセージが付けられていて、その意味は「わたしたちの友情と同じくらい素敵!」というもので、ちょっと涙ぐんでしまったわたしです。
La vie en rose 「バラ色の人生」
とってもバラ色の素敵な一日をありがとう!

category: フランス FRANCE

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ロンドンで買ったもの 

 

え?わたしが今回のロンドンで何を買ったって?
メインイベントがオペラの2泊3日の旅でしたから、ショッピングに狂う心の余裕は無し。それでもゼッタイに欲しかったのはこちら。ご存知でしょうか?
http://www.google.fr/search?client=safari&rls=en&tbm=isch&source=univ&sa=X&ei=toeyU4aFGKfU0QX2-YAI&ved=0CC8QsAQ&biw=1215&bih=583&q=keep%20calm%20t%20shirt%20photos
わたしは黒地にピンクの女の子用のカワユイものを購入しました。香港のマダムジュジュにも一枚。だって「おみやげーーーーー買って来てーーーー!」ちなみに彼女はある会社の支店長なんですけどね。香港でこのTシャツにパンダバッグを持ってるキャリアウーマンにすれ違ったら「マダムジュジュ?」って声をかけてみてね。

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このシリーズ、それこそしょうもないお土産やさんみたいなところから、空港でも売られています。
このバッグは今年の夏の休暇用、ビーチに持って行きましょう。

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こちらは紅茶と小さなプラスチックのトレイ。

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そして先日のパリのSummer Timeに一緒に行った、シャンペンの大好きな女友達には、こんなものも見つけましたよ!自分用にももちろん一つ。

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そんな日のロンドンのランチは、とても美味しい行きつけのイタリアンでアンティパスティと・・・ハイ、アペロール!良く出来ました。パチパチパチ!

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こちらはSTRADAというイタリアンレストランでロンドンで何件かあります。軽いランチ、ピザ、パスタ、ワインまでお手頃でとても美味しいわたしの行きつけです。
http://www.strada.co.uk/

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category: 旅行 VOYAGE

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美貌のカウフマン その2!London Royal Opera House 

 

さてさて、美貌のカウフマンのブログを憶えていらっしゃるでしょうか?
美貌という言葉は女性に使うものと思うものの、どうしても彼にはこの言葉を使いたくなってしまう。女性的という意味ではありませんよ。彼はとっても「男」、3人の女の子の父親でもあり、趣味はバイク、背も高くて、どう見ても「超イケメン」なんです。でも「美貌」!
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ね?なにか非の打ち所の無い容姿っていうのかな。
彼のこの美しい顔を眺めているだけで、うっとり♡♡なんですが、オペラですからね。声も良くなきゃいけません。

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今回は彼が準主役を歌うロンドンのRoyal Opera HouseにPuccini のManon Lescautというオペラを観に行って来ました。今迄にも何度も観たことのあるロマンチックなオペラです。
ポスターだって美しい!
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今回は新演出でわたしの友人の間では前評判があまり良く無かったものでした。
マノン レスコー あらすじ
いやはや、人の意見ほど参考になるようでならないものは!こと芸術に関しては、本人がどう感じるかが一番大切ですよね。あららら、わたしはこの新演出、カウフマンも黒いスーツを着た青年なら、マノンもピンクのお部屋にセクシーランジェリーで出て来ちゃう、最後の島流しのようなシーンもなんと壊れた高速道路の上という、この演出、とっても気に入りました。
ロイヤルオペラのすごいところは、字幕に古いものを使わず、この演出に合わせて、「馬車で屋敷の裏に」ってとこを「車でアパートの裏に」ってなってたところ!気が利いてるぅ!
まあわたしはオーケストラ指揮者の真後ろど真ん中2列目の最高の席ではありましたが、大コーフン!でしたよ。もちろん上演中の写真を撮ることは出来ませんので、みなさんにこの素晴らしさを見せることが出来ないのが残念なのですが、なんでもDVDで発売される予定だそうです。楽しみです。
カウフマンはプッチーニの別の作品トスカでがっかりしたことがあるんですね。だから実は今回もあまり期待せずに出かけたのです。ところが!まあこれが素晴らしかった!
彼のテノールの声はわたしの好きな低めの声。でも低めの声でも高音も楽に出せるドミンゴやパヴァロッティとは違い、彼の場合は高音は出せない場合も。そんなとき鼻から声をぬかれちゃうと、「あれれれー」とずっこけちゃうというのは以前にも書きました。やっぱり出すところは出してもらわないと困るアリアってあるんです。
でも今回のマノンレスコーのデグリューの役の声は、彼の声域にぴたりとはまったんですね。
いやはや、甘い声、心に訴えるような、ああ、こんな美しい彼に歌われると、マノンでなくてもわたしでも困ってしまう。(???)
今日の一曲、あああーーー!はい、今回のロンドンからの映像です。Youtubeってなんて便利なんでしょう!
Donna di vi mai Jonas Kaufmann

そして彼らの姿をちょっとだけ見せちゃおうかなー
JK Manon Lescaut London
ひゃー!コーフンするでしょう?ビジュアルだけでこの美しさ。いったいこの衣装を着られるソプラノは世界に何人?でもって二人とも声も素晴らしいという。ああ、溜息。神様がニ物を与えた人がこの世に二人はいるということね。
いや、誰も彼もが美しくなきゃいけないなんて言ってるんじゃないですよ。でもオペラって、ちょっとふくよかな歌手が多いのは事実。たとえば結核の命たえだえの役柄のソプラノがとても太っていたり、最後に息もたえだえのマノンがふくよかだったり、若者の役をかなり年配のテノールが歌ったり、やっぱりドラマにこちらも入るのが難しいってことはよくあるわけです。
今回のカップルはもうこれ以上は望めないというくらいの、ベストカップル賞ですね!こういう彼らが悲しむ姿にはこちらも泣けちゃう、ってこういうことです。ただしもちろんいくら美しくてもアホな声なんかで歌われたら、きっぱりと目が覚めるあたり、音楽には厳しいわたしです。(その前の晩のトスカのテノールはすごく格好よかったんだけど、幼稚な声でわたしは憤慨しました!)
ああ、オペラって本当に総合芸術。音楽と、美と、声と、演出と、何が欠けてもダメ!
さてロンドンでのリハーサルのビデオ、指揮者のパッパーノが彼らをどう完成させていくかが見られるこの素晴らしいビデオをご紹介します。マエストロ パッパーノはオペラを振らせたらピカいちの指揮者。
https://www.youtube.com/watch?v=DKOydqDf3wU
こういうビデオを観たあとで本番へ・・・!

そしてその仕上がりは極上、行って良かった、生きてて良かった、マノンレスコーでした。
今でもこの晩のことを思うと、ドキドキするくらいです!
ここに来られた幸せ。うっとりと、劇場を出る足はのろのろに。人のはけた劇場を何度も振り返りながら。

センパイからいただいたシャネルは今夜も一緒でしたよー
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category: オペラ OPERA

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