PARIS パリ FEDORA より

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今日の一曲 至福のデュオ ポッペーアの戴冠 

 

少し前のブログでバロック音楽に触れました。
今日はバロックオペラにひとときみなさんをご案内します。モンテヴェルディの「ポッペアの戴冠」
http://ja.wikipedia.org/wiki/ポッペーアの戴冠
さらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
わかる オペラ情報館
このオペラの最後に歌われるネローネとポッペーアの二重唱。ネローネはカウンターテナーで今は日本でも有名なフィリップ・ジャロウスキーによって歌われています。
わたしは基本的にカウンターテナーはあまり好きではありませんが、彼は例外。本物を初めて聴いたとき、他にもカウンタテナーがいるオペラでしたが、彼の声だけがオペラ座の天井から降って来ました。
まるで天使の声のように。こういう経験は滅多にありません。(かつてマリア・カラスがスカラ座でトスカを歌ったとき、天井のシャンデリアが震えてクリスタルの揺れる音が聴こえたという逸話があります)
相手役のポッペーアは美貌で声もビロードのように美しいダニエル・ディニース。
こちらはマドリッドの王立レアル劇場での録音。このときわたしはオペラともだちと10人ほどでわざわざフランスから出かけました。指揮は前回ご紹介したウィリアム・クリスティと彼のオーケストラ、レザール フロリサンの演奏。これ以上は望めない顔ぶれです。金色と赤のビロードの劇場の中で完全に17世紀に3時間10分、タイムスリップしました。
伴奏はほぼチェンバロとバロックチェロのみで声の美しさが堪能できます。この至福のひとときをお楽しみください。
http://www.youtube.com/watch?v=_isL0E-4TsQ

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category: 今日の一曲 MUSIQUE DU JOUR

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香港とマダム ジュジュ  その3 

 

ホンコンでわたしが好きだったことの一つにペニンシュラホテルのアフタヌーンティーがあります。
ご存知の方も多いでしょう。
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20年前、その辺りにあるものと言えば海と香港側に渡るスターフェリー。
地下鉄もすでに通っていたけれど、この古いスターフェリーで九龍から香港側に渡るのがなんとも郷愁というか異国情緒というか、すっかり気分は「慕情」のジェニファー・ジョーンズ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/慕情
でも今日はウィリアム・ホールデンじゃなくてマダムジュジュが横に。モーマンタイ。
現在このあたりがどうなったかと言うと、大きなショッピングモールやら文化センターなどが出来ていてすっかり近代化(?)しています。
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この日の午後は日曜日ということもあって・・・
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ディズニーランドの結婚式??
ああ「慕情」・・・ 
そして有名ブランドのお店の前にはどこもかしこも中国本国からの人々の行列・・・!
良いか悪いかは別として植民地時代の名残?のような欧米人もすっかり減りました。日本からの観光客に会うのは至難の技です。「香港人」という言葉自体、今日では問題があるのかもしれませんが、そこら中にいるのは香港人ではなく中国人です。彼らの間にはしっかりと敷居があり、混じることが無いのは、悲しいかな、でも事実。
香港が中国に変換されてからの変化を、ひしひしと感じました。

(とここで女人街にマダムジュジュを付き合わせたことは書かないでおきましょう。あ、書いちゃった。女人街をご存知?http://www.hongkongnavi.com/miru/18/ 何を買いに行ったかはヒ・ミ・ツ。ここでのわたしたちはウルサイの何の、香港のお姉ちゃん達も引いてました!あーあ。どうしていつもこうウルサイんだろう!「高い」と「モーマンタイ」と「Thank you」の連発。こういうことっていくつになっても出来ますね。ああ楽しい。昨日は曾野綾子先生風にまとめたのに、Made in China を買っちゃう凡人のわたしたち)

夕立のあとの一杯。今夜もお気に入りの Aperol Spritz で乾杯。オーダーを取りに来る女の子は知らないけど、バーの男の子はちゃんと作り方を知ってる。イタリア、オーストリアでは有名な食前酒。
Aperol Spritz
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雨が降ったあとの空はクリアで窓の外にはきらめく香港セントラル・・・

今夜はわたしの希望の北京ダック。ロイヤルガーデンホテルのミシュラン一つ星「東来順」Dong Lai Shun
とてもシックなレストランです。
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え??一羽??6人分だそう。この子はかなり大きいし。普通2人だと1/2羽だけど、まあいいとしよう。
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でも全部食べちゃう。ワインはまたまたマダムジュジュが用意してくれたボルドー。鴨とはバッチリ♡ 至福のひととき。そしてもう一品(まだ食べる!)は2006年だかに香港で一番美味しいもの賞を受賞したカニ肉のこの一品。プレゼンテーションも感動もの。黒砂糖のゼリーがカニ型に抜いてあってカワイイ。味も上品で絶妙。鴨がもう少し小さかったらもっと美味しかったはず。涙。
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ここではこの2日間の可笑しかったことを思い出して、二人で涙ながらに大笑い。閉店まで喋り続けてごめんなさい。
ああ、こんなに笑ったこと、ここしばらく無かったかも。

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朝焼けの香港。月曜の朝、今日からマダムジュジュは仕事の顔に、わたしはパリ行きの顔に戻ります。
この本当に貴重な週末。二人で心から笑ったこと。出会ってからの20年、お互い山あり谷あり、いろいろなことがあったし、場所も移動したけれど、こんなに時が流れても一緒に笑える幸せ。
本当に楽しい時間をありがとう。また元気で再会出来るまで、それぞれの場所で頑張ろうね。
I love you SO MUCH!

PS 香港でパンダバッグを持ってるかっこいい女性を見かけたら「マダムジュジュ?」と声をかけてみて。きっと素敵な笑顔が返って来るでしょう。




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香港とマダムジュジュ その2 

 

というわけでつづきです。昨夜訪れた海辺の町、鯉魚門では二人ともお揃いの黒装束にパンダバッグのせいか、客引きのお魚屋さんたちに声もかけてもらえず(みんな口あんぐりだった。なんでかなあ?)でもいつものお店へ。道には子供達が描いたと思える鯉のぼりがたくさんで、とても可愛い!
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これからのシャコやあさりにも胸が躍ります!こちらにはワインは置いてないから、マダムジュジュが買って来てくれたフランス産のシャルドネを持ち込み。氷だけはたくさんあるからね!しゃこをお見せしたかったけど、すでに奥の方で残骸になってるから、あさりのオイスターソースを。
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夜風は甘く柔らかく、おじさんもほとんど英語は喋らないけど、モーマンタイ!(ノープロブレムって意味)知らない他のお客さんたちとも盛り上がって楽しく美味しいディナーでした。これはわたしたちの得意技ね。

が、しかし今回もガーリックのすごさと時差とでほとんど寝られず。
おはようございます!
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パンダバックの横には、マダムジュジュが酔っ払ってお魚屋さんの横で買った派手なピンクの果物が。結局ずっと飾ってあっただけで味はわからないまま。
睡眠不足の濁り目でそこにわたしが見たものは・・・
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わたしは母に勧められて日本で購入、今回の機内読書用に持って来た一冊。マダムジュジュのところにはお母様から送られて来た一冊。お互い元気でありがたい母を持つ幸せなわたしたち。
この本は本当に素晴らしい一冊だから、みなさんも読んでね。

ようやくコーヒーで人間復帰(まだ口は臭くてたいへんだけど)して、またもや飲茶へ。今度はマダムジュジュの部下が選んだ一店。サービスもちょっとフュージョンな飲茶は、目も口も楽しめます。
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小龍包は食べるのが難しい一品ですが、こちらのこのにくい演出!ああ、モーマンタイ。
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そして香港一美味しいマンゴプディングは当店に決定!生きてて良かった!
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このお店の名は Yat Tung Heen (漢字は一文字目が難し過ぎてわからない!)マダムジュジュの妹に口止めされてないからね、教えちゃう。
http://yat-tung-heen.com/

お腹いっぱいで道に出たわたしはそこでマダムジュジュから道の店頭にあるものを見せられます。
それは以前に香港に来たときには見たことの無いもの。たくさんの店のショーウィンドー一杯に飾られている粉ミルクの缶の山でした。
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今香港中に本土の中国からの旅行客があふれています。ほとんどは香港に来ることが出来るお金持ちです。また旅行客だけでなく移住する人たちもたくさんで不動産も高騰しています。
この人たちは安全な粉ミルクを買いに香港に来るのだそうです。本国は汚染されているためです。
何か考えさせられる話です。この人たちが富を得た理由は世界中に氾濫する Made in China 製品、その挙句に本国は公害に汚染され、自分たちの健康が脅かされるどころか、すでに病気もたくさん発生している。
赤ちゃんの安全な粉ミルクを買いに香港へ来る、医療を受けに香港へ来る。この矛盾。
中国人だけでなく世界もなにか重要なことを見逃したまま、見ないようにしたまま、金儲け、発展のために今日まで来たこと、それによる弊害は自分たちを脅かしていることに早く気付きどうにかしなければならないはずです。

香港に来て食べたり飲んだり買ったり笑ったり、そんなことばかりしていたように見えると思いますが(その通りなんだけどォ)今日は曾野綾子先生風にまとめました!

(つづく)




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香港とマダムジュジュ  その1 

 

20年来の友人、マダムジュジュの住む香港を訪れました。
彼女はカナダから東京そして今は香港で活躍するキャリアウーマン。仕事の顔はかっこよく厳しく、普段の顔は最高に面白く優しい、強さと優しさを兼ね備えたとっても素敵な女性。その彼女の住む豪華レジデンスからは息をのむこの夜景!
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パリから持って来たシャンペンで、この夜景をおかずに乾杯。
真冬のパリから着いたわたしは、気温は25度くらいの外のバルコニーで飲むシャンペンに、宝石のような夜景の中でまだ少し迷子です。

翌朝はまた夜見るのとは違うこの素晴らしい景色の前でぐずぐずと朝を過します。香港は今まで何度も来たことがあるけれど、こんなビュー付きのホテルの部屋には泊まったことがないし、いつまでも見とれていたい気分。
昨夜の到着から寝ている間以外はずっと二人は喋り続けています。すでにあごのあたりが喋り疲れて痛いよう!
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今日は彼女のおすすめ、Happy Valley の飲茶へ。地下鉄とトラムを乗り継いで到着。
たぶん今までの飲茶の中でナンバー1!というくらい美味しかった♡ でもマダムジュジュの妹が「人には知られたく無い」というのでお店の名前はヒミツ!知りたい人は連絡してね。
ここのインゲンのガーリック炒めはまったくどうやったらこうなるのかというシロモノで、最高!しかしながら入ってる山椒を噛んでしまったわたしたちは口がしびれてしばし無口に・・・このときくらいしか黙らなかったわたしたち。
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ポーレー茶のおかげで油は流れたかしらん?そう祈るばかり。

その後はセントラルの彼女のエステサロンでペディキュアをしてもらった後、この間のブログでも紹介したSOHOのパンダのお店へ向かいます。
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前回わたしが小さなパンダバッグを購入したときあきれかえっていたマダムが、真剣に悩むこの姿を見るだけで、この人の社会での活躍を知るだけにおかしくて仕方ありません。
そして結局・・・
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こちらのバッグに興味のある方はどーぞ香港旅行の際お出かけくださいね。
Morn Creations

すっかりパンダバッグにエネルギーを使い尽くしたあとに、おしゃれなソーホーのバーで一杯。
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今夜は海辺にシャコのガーリック炒めを食べに出かけます。前回はとても美味しかったんだけど、ニンニクのすごさに一睡も出来ず。今夜もそうなるかなあ?

(つづく)

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ウィリアム クリスティー 完璧な美のバロック! 

 

今夜のサルプレイエルはウィリアム クリスティとレザール フロリサンによるバロックオーケストラと合唱の「ヘンデル」でした。バロック音楽はわたしの歌の先生の専門でもあり、わたしのオカマの友人たちの大好きなものでもあり(なぜか本当の話!パリのオカマちゃんたちはバロックが大好き)とにかくパリでよく演奏されるものです。
わたしはもともとどれを聴いてもすべて同じに聴こえてしまい、なんだか宮廷音楽っぽいこれよりは、ドラマティックなもう少し後の時代からの音楽を好みます。がしかし、歌の先生や友人が厳選して「これは見といた方がいいよ」と勧めてくれるものを見ているうちに「うーん、なるほど!耽美な世界。あくまでも平和な調べ」という感じで、なにか体に合っているといおうか、最近では歌もチェロもバロックを好んで演奏するようになりました。
もちろん今でも聴くのは19世紀以降の音楽、オペラが好きではあるのですが、感情的にも泣いたり感動したり心が揺さぶられるのに比べて(これが好きなのですが)、バロックはとにかく平和。感情の起伏がわたしの場合起きません。
そういう意味で、所詮おしょうゆ体質のわたしには派手なオペラの殺人やら愛やら憎悪やらを表現しろと言われるより、静かにゆるく歌ったりチェロを弾いてる方が合うのかなと思います。
話がそれました。ウィリアム クリスティに戻ります。
William Christie Wikipedia
彼はこのバロック音楽界の巨匠です。バロック音楽では何名かの有名指揮者がいるけど、わたしにとってはナンバー1。彼のオーケストラと合唱団の名前はレザール フロリサン(開花した芸術?とでも訳しましょうか)。楽器も現代のものではなくバロックです。チェロなんて足が無いんだよ。膝の間にはさんで弾きます。弓も違います。トランペットには金色の房がついていたり、なんだか可愛いし宮廷っぽいんですよ。吹く時も腰に手をあてて!
とても厳しいと言われる彼ですが、コンサート会場での人々の咳が大嫌いで、いちいち怖い顔で客席を振り返るのは有名な話。一度は「どうして映画館で咳をしないでいられるあなたたちが、コンサートでは咳をするのか」と観客に向かってどなりました。でもホントだよー!どうして楽章と楽章の間にしなくていい人まで咳をするんでしょうねー??
話がまたそれました。彼はその厳しさのあまり、歌手には美しい人(とくに男!ふふふ)しか選ばないと言われてるし、彼が指揮するバロックオペラの演出も心配せずに出かけられると言った具合。(あ、でも今年のグラインドボーンは・・・)そしてつまり音楽は完璧です。一音一音までとにかく完璧なのです。バロックが好きでなくても、こんなに素晴らしいものを聴いたら、きっと完全にヴェルサイユあたりにタイムスリップしてしまうでしょう。
Handel Concerto
わたしはニューヨークからパリへの機内で、一列後の席に座るという幸運に恵まれたことがあるのですが、彼を知らないクルーにこっそり「あの方はバロック界の巨匠なんですよ」と教えたところ、そのクルーが彼に話しかけ、結局彼がわたしのところにわざわざ話をしに来てくれるという大幸運に恵まれました!
あまりにも「怖い」と聞いていたので、「マ、マ、マエストロ!」とどもってしまったわたしですが、とても優しいおじいちゃんでした。
そしてちょっとお茶目でもある?マエストロは最近指揮をされるとき、燕尾服のときは黒のエナメルの靴の下に、赤のソックスをお召しです!
すっかり彼の振るバロックのファンになったわたしは、パリのコンサートやオペラは必ず行くようにしていますが、今晩のヘンデルはコンチェルトでした。今回はヴェルサイユというよりは、イギリス王室という感じでかなり盛り上がりました!
この写真はオーケストラの後の席(サントリーホールやベルリンフィルのような)に座っているお客さんのために、わざわざ全員で振り向いて挨拶をしてくれた写真です。こういうことをしてくれる指揮者やオーケストラばかりではありません。マエストロ クリスティーはカーテンコールのたびに毎回してくださいました。音楽を愛するだけでなく、音楽を愛する人をも愛する人なんだな、と思います!

William Christie

さて、ホンコンの友人、マダムジュジュに会いに行くため5日間ほど留守にします。
これは前回のホンコンで入手したバッグ!ロサンゼルスオペラに持って行ったら、撮影責めにあったシロモノです。「わたしのフェースブックに載せていい??」と何人もの美しいアメリカ人の女の子に道でもオペラでも撮られましたので、どこかに載っているかも!
というわけで、次回はホンコン報告です!謝謝!

Panda bag 2

category: 音楽 MUSIQUE

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パネトーネがやって来た! 

 

Panetone 2

とうとうイタリアから到着しました!
9月からマルシェのイタリア総菜店のマダムに注文してあったパネトーネ。毎年秋が来ると「今年はいつ?」としつこく何度もたずねてしまう何年来注文しつづけていつも首を長くして待っている一品。昔ながらのおじいさんが小さな山間の村で作っている手作りのパネトーネ。大きさは写真じゃよくわからないかな?直径20cmくらい、高さは25cmくらい。パンとブリオッシュとシフォンケーキの真ん中のような中には香り高いドライフルーツがたくさん入っています。イタリアのクリスマスの名物で、ヨーロッパではこの季節いろいろなお店で可愛らしい缶や箱に入ったものが売られます。
わたしが購入する缶も箱もないこの子は一つ30ユーロ(約3900円)と高いから、大事に大事に毎朝カフェと一緒に少しずついただきます。あまりにも幸せで貴重だから、切り分けるときも本当に二人とも同じ厚さに切れてるかどうか主人の厳しい目を感じます!主人が切るときはわたしもジッと見つめたりして、子供に帰ったかのよう。

Panetone 1

これを食べたらスーパーで売っているものはもう食べられません。黄色が濃いでしょう?オリーブオイルと卵黄たっぷりのふわふわ。
これが家に来ると、もうクリスマスまであと少しです。

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今日の一曲 ヨーヨーマとクリスボッティ 

 

わたしが演奏し、もっとも好きな楽器チェロ。
素晴らしい演奏家はたくさんいますが、こういうのを弾かせたら彼が一番ではないでしょうか。
人間としても素晴らしい人。音の中にもそれが見えるようです。
トランペットのスター、クリス ボッティとのこの共演はなにか「生きてて良かった!」と思えるような、この人たちと同じ時代に生きていることの幸運さえ感じてしまうほどの感動に満ちています。(大げさ!なのはわたしの18番!)
そしてやっぱりこれも季節は秋から冬ですねー
8分間日常を離れてどこか人生について考えてしまうようなところに・・・タイムスリップしてください。
それはちょっと離陸前の飛行機の中、外が夕陽だったりするとき、ほんの束の間今日のストレスとか旅の前の慌ただしさを忘れて、少し心が静まる瞬間に似ています。滑走路に向かう飛行機がゆっくり進むあの時間、人生とかについて考えちゃうのはわたしだけでしょうか。

Chris Botti & Yo-Yo Ma Cinema Paradiso

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エリック フレション、サンラザール駅に出来たレストラン 

 

ちょっとグルメな方なら、パリのホテル ブリストルのレストラン、3つ星の「LEPICURE」のシェフ、エリック フレションをご存知でしょう。
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彼がサンラザール駅構内に小さなレストラン「LAZARE」をオープンしました。
場所柄星付きレストランとはまったく違う敷居の高く無い、でも駅には普通無いようなおしゃれな空間です。
ちょっと電車の待ち時間に一杯飲みたい人も、なにかつまみながら短いランデブー(待ち合わせ)の人も、大急ぎでしっかり食べてから旅に出たい人も、それからエリック フレションのビストロ版のお料理をゆっくり楽しみたい人も、そんなに大きくは無いレストランの中にテーマ別に4つの空間。
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オープンキッチンの中はきびきびと働く本格レストランの様子。サービスをする黒服の人たちもプロフェッショナル。でもお料理はビストロ風のきどらない、でもしっかり厳選され準備されたシェフならではの味付け。そしてお値段は普通のビストロと同じくらい。これで流行らないわけがありませんね!
今日のわたしは主人との待ち合わせにまずバーでシャンペンを一杯。そのあとオープンキッチンの前にある大きなテーブル(さきほどまで従業員が「まかない」を食べていた!)に移動して、寒い一日だった今夜はムールをいただきます。スペイン製の銅鍋で出て来たこの一品からは、一気に体も心も温まるような芳香が!
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このあたりのセンスがやっぱり他のビストロとはちょっと違う星付きシェフのプラスαでしょうか。
パリでサンラザール駅を通る機会がありましたら、ぜひ寄ってそのときの気分で好きな空間でワインでもお料理でも召し上がれ。もし席が空いていればの話!

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Au nom de la rose バラのお店 

 

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何年も前からお気に入りのお店です。ほとんどバラのみのお花やさん。
パリ一号店のころからの御用達。今ではパリ中にある上に、海外にも進出していますが、日本には無いようでビックリ。だいたいのフランスブランドは日本に入っていますから。
こちらでは大きなブーケはもちろんのこと、ちょっと女友達のところへお茶やアペリティフに行く時に持って行けるような、小さなブーケやアレンジメントも作っています。お値段も5ユーロくらいから。どんなに大きいブーケでも60ユーロくらい。引越したばかりの友人には、花瓶の心配のいらないアレンジメントもたくさん。
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特にわたしのお気に入りは、パリ17区モンソー公園の北側、閑静な地区のCourcelle通りにあるこの一件。
花は生ける人、ブーケを作る人のセンスが重要だと思いますが、このお店のお姉さんはわたしの趣味に合うのかな。いつ行っても必ず嬉しい一品を見つけられます。
色目で分けて展示されており、同じものは2つと無く、いつも迷いながらニヤニヤしてしまいます。
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そしてブーケを買うと袋に入れてくれた上から、たくさんのバラの花びらをブーケの上に撒いてくれるのです。ちょうどこのお店の前の道にも撒いてあるように。
持って行った先でそれにも歓声があがります。ディナーのときだと、女主人が喜んですぐにテーブルに撒いてくれたり。
とってもすてきな演出ですよね!
先日は仕事の先輩の引退の日にブーケを持って会社へ行ったのですが、このバラの花びらを少し余分に頂戴して、先輩が現れた瞬間に仲間とたくさん花びらを投げかけました。とっても盛り上がりましたし、地面に散った色とりどりの花びらはとても華やか、とってもスペシャルで、正に花道!先輩もわたしたちもウルウルでした。
わたしがまだパリを知らなかったころ、想像していたパリの可愛いお店にもっとも近いお店です!

category: パリ PARIS

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パリの秋 きのこたちと思い出のサヴォワからのお皿 

 

日本だと松茸、フランスではセップ茸が最高峰。
でも他にも秋はきのこがたくさん。今日はマルシェでジロル茸とシャントレル茸を入手しました。
時間の余裕のあるときにしか出来ないきのこのお掃除。濡れ布巾で一つずつ枯れ葉や土や埃をぬぐいます。美味しい紅茶を入れて、庭の銀杏の落ち葉を見ながら、テーブルに座ってゆっくりゆっくり。

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少し前にテレビで見た星付きのシェフが、きのこの炒め方を説明してくれました。
油も何も入れないフライパンで弱火でゆっくり、そのうち少しずつ水分が出て来てそれがほぼ蒸発するころにオリーブオイルとニンニクのみじん切り、パセリと塩こしょうで出来上がり。ちょっとお醤油も入れたくなるんだけど、今日はガマン。
これをサヴォワから大事に持ち帰った焼物、緑のお皿に。
秋の香りと楽しかった旅の思い出、Aix les Bains で器のお店に連れて行ってくれたフランス人の女友達のことを思って一緒に、いっただーきまーす!Bon appetit!

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