PARIS パリ FEDORA より

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秋です。庭の2本の銀杏の木、推定160歳の大木からは黄金色の何千枚もの葉が庭に降り注ぎます。
家を探していたとき、この家を訪問し庭に大きな銀杏があるのを知ったとき、何か運命のようなものを感じました。というのも、こちらには銀杏の木が少ないからです。住んでいたおばあさんはわたしが日本人だと知って「庭にあなたに見せたいものがある」と言って案内してくれました。そのときの驚き。
そして今わたしがピアノを置いている場所では3人いる息子さんの1人がピアノを弾き、別の1人はチェロも弾いていたと。資金繰りで困ったときも「この家はあなたたちに売りたい」と言って待って下さり、終いには値段も下げてくれたおばあさん。その後この家がわたしたちのものになり、何年か経って両親が訪れたとき、母が香会を催し、おばあさんにも伽羅の香りを楽しんでいただきました。
庭が金色に染まるたびに、故郷を思い、おばあさんのことを思います。

前にも登場したこの子。グリ。
Guri 1

この子はおとなりの猫ですが、よくうちに遊びに来ます。この子の本当の名前はフレディですが、おとなりさんが引越して来たとき、人間よりも猫の方が先に挨拶に来ました。名前がわからなかったのでグリ、フランス語で gris グレー=灰色、と名付けてしまいました。日本では引越したらまずご近所さんにご挨拶から始まると思うのですが、ここはフランス、まずは猫からでした。この子は向かいの家ではまた別の名で、3件先の家でも別の名で呼ばれています。おとなりさんとはその後知り合いになりましたが、グリとの方がずっと仲良しです!
この季節この子の目も金色に染まります。


category: パリ PARIS

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フランスで出会った「楽」 

 

数年前、近所のとてもおしゃれなお花やさんに、ある日ヤシの実のような形をした不思議なオブジェを見つけました。
もともと焼物の好きなわたしは、このお店の素敵なマダムに質問したくなりました。このマダムの花の趣味は素晴らしく、お店のデコレーションすべていつも溜息もの。ブーケのお値段がとても高いので、いつもこちらで注文するというわけには行きませんが、ちょっとおしゃれなお家への招待などへは、このお店にブーケを頼みます。
出来上がるのを待っている間に、彼女があちらこちらから集めた花器やオブジェを見るのもいつもの楽しみです。
この日は花を買う予定は無く前を通りがかっただけでしたが、このヤシの実型のオブジェをやり過ごすことは出来ませんでした。
「これはRAKUなのよ」とマダム。フランス人の女性アーティストが焼いた「楽」だということで、びっくり。
http://ja.wikipedia.org/wiki/楽焼
話を聞くと「楽」は全世界の陶芸家の間で流行っていて、でも特にこのアーティストは日本へも行って勉強しているということで彼女のお気に入りだとか。他にも作品はいろいろあり、ヤシの大きなオブジェは40cmほどのものがあって素晴らしかった(ホテルやレストランの入口などに良さそう!)のですが、わたしは20cmのものを頂いて帰ることに。
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持ち帰った箱の包み紙の中にはすぐにうちの子トラが入ってしまいました。
その後小さいものも少しずつ入手し(高いから一度には買えなかった!)
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今は親子3人という感じで3つのヤシが暖炉の上に並んでいます。
Raku 2

わたしはもともと楽焼がとても好きですが、ワシントンへ行くとどんなに時間が無くても必ず立ち寄る美術館があります。
Freer Gallery of Art フリーア美術館
http://ja.wikipedia.org/wiki/フリーア美術館
こちらは鉄道王のフリーア氏がアジア旅行の際買い集めたものが展示されている美術館です。スミソニアン美術館群の中にありますが、こちらは建物も小さく美しく入館は無料です。わたしは時間があれば全て、無ければ日本の古美術のところだけ鑑賞します。常設のものもありますが、あまりにもお宝が多いせいか、よく展示品が入れ替わり、行くたびに違う発見があります。
一度尾形乾山のコレクションに行き当たったときはあまりの驚きと感動に滞在中2日連続で訪れ、何度も溜息をつきました。教科書に載っていた香合はここにあったのかと!
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いろいろな国の焼物を見るのが好きで、結構大変な思いをして持ち帰ったものが家にはいくつもありますが、メキシコの色もあざやかな大きな器は、夏にサラダを入れたりするたびに懐かしい旅の思い出が蘇ります。焼物には何かそういう力があるように思います。

category: アート ARTS

thread: フランス - janre: 海外情報

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クラシック音楽と「うんちく」 

 

過去のブログにも書きましたが、わたしは年間でオペラとクラシックコンサートを合計60ほどこなし(?)ます。
わたしの行動範囲は主にヨーロッパとアメリカ。日本では滞在中に他に用事がたくさんあるため、音楽への時間を割けないのが現状です。あとお値段がとても高いし!
オペラはそれこそ住んでいるパリよりも他の土地へ出かけることが多いのですが(これについてもまたいずれ)クラシックコンサートのほとんどは、当地パリのSalle Pleyel(プレイエル ホールとでも訳しましょうか)へ出かけることが主です。こちらへは主人と年間でチケットを通して取り、月に少なくとも1−2度、多いときは5度ほども足を運びます。年間で20−30は出かける計算になります。
こういうことを何年もしていると、案外この世界は狭いことがわかって来ます。同じようなものが好きな人とは何度も顔を合わせることになったり、バロックのときはバロックファン、ワーグナーのときはワグナリアンと呼ばれるワーグナーファン(この中にはなんとワーグナーしか聴かない人もいます!)で顔ぶれも変わるものの、それでも同じ顔がその度に登場します。これはオペラ界でも同じことで、嗜好が似ると、ウィーンへ行ってもロンドンへ行っても、ベルリンでもニューヨークでも同じ顔を見ることになります。
わたしはこのおかげでオペラに関しては世界中に何人かの友人とたくさんの知り合いが出来ました。オペラのときにしか会わない人たちですが、幕間にシャンペンをいただきながらあれやこれやお話するのはとても楽しい瞬間です。たぶんこれは日本国内でも同じなのではないかと思います。でも日本人は遠慮深いので、会釈くらいで終わっちゃうのかな?

今日はオペラ界ではなく、クラシック音楽界の人たちについて少し。
わたしが音楽を聴くときに一番重要なのは
1  好きか、嫌いか
2  感動するか、しないか
そしてそのあと気になることは
3  指揮者がかっこいいか、気持ち悪いか
4  ソリストがかっこいいか、かっこわるいか (上手か下手か、もありますけど)
5  自分にも弾けそうか、弾けそうでないか
このあたりでしょうか。まあこれは「わたしの話」ですので、そういう風に読んで頂ければと思います。
そして毎日のように変わるキラ星のようなプログラム、指揮者、オーケストラ、ソリストの中から吟味して自分が行くコンサートを決めるときに、上記の点が判断基準になるのは言うまでもありません。
そして出かけたときに出会う人の中に、これは日本人に限らずフランス人もですが、「うんちく」をたれる方がわりに多いのです。(注・本来は「うんちくを傾ける」というのが正しい表現だそうです)わたしはこれが大嫌い!
例えば「今日のベルリンフィル(天才しかいないオーケストラ)のチェロの二番手は良い仕事をする」と出会った日本人が言いました。わたし自身チェロを弾きますが、今聴いた素晴らしいマーラーの9番でチェロの二番手(ハイ、一番のソリストではなくて二番手がです)が良い仕事をしていたということが、どうしてわかるのでしょうか??!彼女はちなみにチェロも他の楽器も演奏されません。
そんなことよりも、今聴いたものを自分が好きだったか、感動したか、幸せになれたか、それで良いと思いませんか?わたしは今聴き終わったものにコーフンして呼吸も荒くなって一刻も早く誰かに「良かったねー!」と言いたくて幕間にバーに駆け付けて「クラリネットの第三小節はいただけなかった」なんて言われると、「あなたは粗探しに来ているのか、楽しみに来ているのかどっちなの!」と言いたくなります。
でも少し冷静になると、もしかすると「うんちくくん」たちの楽しみは正にこういうことを分かち合うことなのかも知れませんね。わたしがそうで無いだけで。
ですので、この人たちがそういう部類の人たちだと分かって来ると、今度は幕間でゼッタイに出会わないように逃げ回ったりに忙しくなります!ワインを一杯いただきたいところだけど、話すのが面倒だから化粧室でぐずぐずしたり!オペラ界にもこういうイヤなフランス人の女(失礼!)が一人いて、ロサンゼルスオペラまで一週間来て同じ演目を3度も見に来てるのに、ずっとうんちくをたれる(傾ける)上にずっと悪口を言ってる!じゃあなんで何十万円も遣って来るの!この人は案外あちらこちらに出没するので、油断大敵です。
まずは会場を見回してこいつ(失礼!)が来てないかどうかチェックしたりして。
余談ですがこいつとは帰りの飛行機まで一緒になって、サテライトで話を聞かされてるうちに時差と疲れも重なってわたしの目からは涙が!さすがに「どうしたの?大丈夫?」と話は止みました。
どうせなら音楽に感動して涙を流したい。実際わたしはよく泣きます。一度ベルリンフィルのワルキューレのコンサートバージョンのあまりの素晴らしさに一列目でフランス人の友人の男の子と二人で大泣きしてたら、ヴァイオリンの一番後の列にいて、ちょっとヒマそうにしていたおじさんヴァイオリニストに「ニヤリ」とされました。

何か趣味のこととか好きなこととかを始めると、必ず一人や二人は「イヤなやつ」に出会ってしまうのは音楽界に限らず仕方無いことなのかもしれませんが、ちょっとクラシック音楽界は「おたく」的な要素も入って、本当にイヤなやつが居るから要注意です!
あとは「嫉妬」ですねー。これはもう本当に笑っちゃうことすらあるのですが、ある指揮者やオペラ歌手などのファンの間で、60歳70歳になるファン同士が嫉妬しあって問題が起きたりすることがあります。いずれにしてもそのどちらの方にも音楽家は興味を示すことは無いと思うのですが・・・本当に不思議なお話です。
そしてこれは女性に限ったことではありません!男性音楽家の男性ファンが(念のため、両名とも同性愛の方ではなく)女性ファンに嫉妬して、それを撒くためにウソの情報を流したりとか、嘘のような本当の話です。
わたしも仲良くなった音楽ファンのフランス人の女性(72歳)に散々な目に合わされたことがあります。
それ以来、残念ながら、あまり音楽ファンの方達と親しくなるのを避けているわたしです。

Chailly Pleyel
一昨日の晩、サルプレイエルにて、素晴らしかったブラームスの第一番
リッカルド シャイイーとライプチヒ ゲヴァントハウス管弦楽団
「すごーーーく良かったよー!」これで十分!

category: 音楽 MUSIQUE

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Fedora フェドーラ  

 

わたしの名前のFedoraは、Giordano のオペラFedora の主人公の名前です。Giordano は有名なオペラAndrea Chenierの作曲家ですが、この小さなオペラはあまり知られておらず、また滅多に上演されません。
今から18年前の1995年に、わたしは母とイタリアのモデナ(フェラーリで有名)のオペラ座を訪れました。
ソプラノのミッレーラフレーニのモデナでの40周年記念公演のFedoraを観るためです。
ちなみに有名なパヴァロッティもモデナの出身で、フレーニとは同い年です。今ではこのオペラ座にはパヴァロッティの名前が付いています。
Modena opera

日本からグループでやって来た母と合流するために、わたしはパリからボローニャまで飛行機、ボローニャからは電車でモデナまではるばると出かけました。そしてこの美しいオペラに出会いました。

Fedora

このときのフレーニのパートナーをプラシドドミンゴが歌ったことから、このオペラが再度注目されることになり、その後ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、ウィーンそしてワシントンでも上演されました。そのおかげで今ではDVDとして観ることが出来ます。
Fedora MEtropolitan Opera DVD
この録音でのフレーニはすでに60歳を超え、役柄には少しお年を召し過ぎていらっしゃるのですが、声の素晴らしさは天下一品、舞台やドミンゴの美しさも堪能できることでしょう。
この中でファンが世界中からこの1分20秒のために駆け付けると言われるアリアをご紹介します。
Amor Ti Vieta 「愛さずにいられないこの思い」
Amor Ti Vieta Placido Domingo

ハイ、母とわたしも駆け付けました。
わたしの名前の由来はモデナまで母と出かけたこの思い出のオペラ、この小さな宝石のようなオペラから来ています。

category: オペラ OPERA

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今日の一曲 秋に聴きたいフィッシャーディスカウ 

 

音楽シーズンが秋に始まるのはやはり意味があるのかもしれません。
今日は秋に聴きたいこの一曲をご紹介します。
この人の声は暖かくビロードのようで一つ一つの音符に心がこもっていてこの品格。
わたしの大好きなマーラーのこの一曲には何人かの素晴らしい歌手がいますが、この純粋な美しさにまるで秋の風景が見えるかのようなこの声。若きリッカルドシャイーの指揮も素晴らしく、そして何よりもわたしが大好きなイングリッシュホルン
English Horn / Cor Anglais
のソロが聴かれる一曲でもあります。
今は亡きフィッシャーディスカウの貴重な映像、Youtubeで見られるのは有り難い限りです。
今7分間時間があったら、どうぞ。
きっと心が湖のように静かになるでしょう。

Fischer-Dieskau: Mahler, Ich bin der Welt abhanden gekommen

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category: 今日の一曲 MUSIQUE DU JOUR

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パリ6区 サンジェルマンのお散歩 

 

今日はパリ6区、秋の暖かなサンジェルマンの午後。
最近はブログのせいでよく立ち止まっては写真を撮っているわたしですが、以前はあまり気に留めずに通り過ぎていたものもよく注意して見るようになった気がします。それにしても本当にフォトジェニックな街、パリ。
用事で来ているのでわたしは大急ぎの駆け足。
写真だけ見るとリュクシーなことだけしてるように見えるけど、わたしにとっては日常のゴタゴタを一つずつ、お薬屋さんに寄って、頼まれものを買って、お直しのものを取って、今日の夜のお買い物をして・・・などなど。その合間に撮った写真たち。
みなさんはどうぞゆっくり写真でお散歩をどうぞ。
まずはルイヴィトンのショーウィンドー、バッグをくわえた愛らしい子鹿からスタート!

Louis Vuitton

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Florist 7

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La Duree 2

La Duree

そしてティータイム!
La Duree 3

お疲れさまでした!

category: パリ PARIS

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わたしのテーブル 日曜日の社交 

 

フランスには友人と集うとき、お互いの家に食事に招いたり招かれたりという習慣があります。基本的にはカップルで、子供を同伴するときは前もって相談したり、でなければ子供は預けるようオーガナイズして大人だけの集まりを好む人もたくさんです。友人とのお食事会もあれば、職業や仕事がらみのお食事会もあります。
その趣旨によって、メニュー、セッティング、会話、花などのデコレーションも変わり、その評価を受けるのはやはり女主人になります。また招かれる側も、他にどういう人たちが来ているか、今夜の話題は、何を着て行くか、何を持参するか、などなど考えることは多々あります。楽しいようでちょっと面倒でもあるこの習慣。
そういう意味も含めてか、わたしの周りの日本人はこれを「社交」と呼んだりしています。
結婚した当初は、この「社交」にとまどいもありました。気のおけない友人たちなら良いのですが、よく知らない人のところへ行く場合は、自分のフランス語の能力も気になりますし、そこでの会話や態度など、いつもドキドキでした。参考にした、と言っては大げさですが、これからヨーロッパへ赴任なさる方などへは便利かも知れない一冊の本があります。
ロスチャイルド家の上流マナーブック
わたしの周りの日仏カップルでは日本人の奥様方の「社交は本当に面倒くさいよねー」などという言葉が今もよく聞かれます。わたしがそれほど苦にならないのは、子供の頃に実家によく人が来ていたからかも知れません。主に父の仕事関係でしたが、母がその度に腕をふるっていたのを、来る人によって「あの人はあれが好みだから」と言ってお料理やお酒を選んでいたり、突然の来訪でも何品かすぐに用意したり、父が不在のときはその方の話相手にもなっていたり、正にあれが社交だったなあと思うのです。
この日曜日はフランス人の友人の家族とのランチでした。ですので「社交」という言葉は大げさ。それよりも皆の喜ぶ顔を見たくて、メニュー選びにもわくわくという感じです。
Ma table
彼女はピンクが好きなのでテーブルもピンクにします。
子供がいるランチでもフランスではまず食前酒から始まります。食前酒はサロン(居間)でいただき、そのあとサル ア マンジェ(ダイニングルーム)へ食事のために移動します。
今日の子供達は14歳と11歳の男の子。二人とも大人のようにサロンで静かにしています。大人と一緒の席では大人のように振る舞うよう、こちらでは小さいときから躾けられます。
これが夏の庭でのランチやバーベキューになると、子供達はもちろん走り回ったり遊んだりすることを許されて大騒ぎになります。前回はお天気の良い夏の庭でした。大人は大人のテーブル、子供には子供のテーブルを用意して、それでもゴハンのときには小さな男の子4人、みんな膝の上にちゃんとサーヴィエット(ナフキン)を敷いて、口をぬぐうときもちゃんとそれを使っていました。かわいい!
友人はご主人をのぞく親子3人で数年前からヴァイオリンを習っていたのですが、上の男の子がサッカーに夢中になりヴァイオリンを止めてしまいました。
それを気に病んでいるのが友人。そこで今回あるプランを計画。
お母さんのヴァイオリンとわたしのピアノでミニコンサートをサプライズですることに。もしかしてお母さんのヴァイオリンのコンサートを初めて見て「もう一度やろうかな」と思ってくれるかな??
でもお互い多忙なわたしたちは集ってリハーサルする時間がありません。というわけでスカイプで二度リハーサルをしました。初めての体験です。
Mini concert
そして本番!サッカー少年は「ママ、すごく上手だった」と顔を輝かせました。さて、またヴァイオリンをする気になったかどうかは??でも彼女とわたしの初めての共演に当人のわたしたちは大感激でした。
今日は和食が好きな一家のために秋のちらし寿司。
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卵と人参は銀杏と紅葉に型で抜いて。
母がくれたものです。
Sushi 2
ふたを取った瞬間の子供達(と大人達も!)の歓声もごちそう!

そしてそのあとはやっぱりチーズ。ここからはフランス風。
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みんなが帰ったのは午後7時。
それからは主人とワイングラスをふきながら「楽しかったねー」「鳥のからあげは多過ぎたね」などと感想の交換。
つまらない社交だったりしたときはここで「二度とよばない!」「二度と行かない!」なんて悪口が出ることも!
今日は長い長い、でもとても嬉しい日曜の社交でした。

category: テーブル TABLE

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GOYARD ゴヤール オレンジをパリ本店でカスタマイズ 

 

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実はずーーーーっと昔、まだこのバッグが流行るずっと前からGOYARD ゴヤール のことは知らないようで知っていました。友人夫婦がパリに旅行で来て、でも上司の方との一緒の旅行だったから自由時間がほとんど無くて、たったの2時間。「何をしたい?」と尋ねたら「すてきな犬の首輪とリードが欲しい!誰も持ってないもの」
と言うことで、フォーブルサントノーレ通りにとても敷居の高そうな犬のグッズを飾った店を思い出し、そちらへお連れしました。二人とも大喜びで何点か求め、でもそれがゴヤールだったことをまったくもって忘れてしまっていました。今このゴヤール本店へ行くとショーウィンドーは旅行鞄などがディスプレイされ、犬のもの(本当はこちらが大元)は向いにある小さな支店へ。
GOYARD Paris
そして去年友人と悩みに悩んで選んだオレンジ。なぜかと言うと特別色だから2割ほど高くなります。
そしてこれも悩みに悩んでカスタマイズ。線と文字とそれぞれまたお金がかかります。
ここに行き着く前にまだ悩んでいたとき、大阪に仕事で滞在した折、阪急百貨店でゴヤールの前を通ったため、パリで購入するのはわかっていたものの(安いから!)もう一度色を見せて頂きたくてお店に入りました。
大阪の女性はどのお店でも本当に親切で優しいけれど、この阪急百貨店のすごくキレイなお姉さんも親切に色々と説明してくれて思わずこちらで注文したくなったほど!
申し訳ない思いいっぱいで、でももうオレンジに心は決まって、友人といざパリ本店へ!
二人ともオレンジでカスタマイズ。カスタマイズは本店では購入時のみ可能で、完成まで一ヶ月と言われます。
注文し終わったあとは、二人とも気が抜けたようになって、アンジェリーナでお茶をいただきながら溜息!
Angelina Paris
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バッグの注文でかなり大げさなエネルギーの使い方ですが、二人で悩みに悩んで決めたものだけに、出来たときの喜びもひとしお!先日1周年記念なんて言って二人でシャンペンを開けました。もちろんオレンジのバッグを持って集合。
でもルイヴィトンのショッピングバッグほど丈夫ではないので、未だに重いもの(25ansの雑誌とか!)は入れたく無くて別の手に持ったりしているので、ちょっとバカみたいですが、わたしには何かそういう楽しい思い出たっぷりの特別バッグです。

Goyard 3


category: ファッション MODE

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金曜日はマルシェの日! 

 

外国を旅行したときに出会うと嬉しいものの一つにマルシェ(朝市)があります。
その土地で人々が何を食べているかがわかるのはもちろんのこと、人々の素顔と言うか、言葉がわからなくても威勢の良さ、素朴さ、優しさなど、観光地やブティックなどで出会う人たちとは違う顔、違う地元の文化に出会えるように思います。
わたしの家のすぐそばには金曜日に小さなマルシェが出ます。
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今ではみんな知り合いで、みんなの顔を見るだけで元気になりますし、並んでいるものを見れば季節が変わったことも一早く感じ、そして何より新鮮なものを手に入れられる贅沢!秋になるとうちではお昼には必ずお魚やさんでアサリ、向かいのイタリア食材店で手打ちのフェットチーニを買って「金曜日のボンゴレ」と決まっています。秋になると、と言うのは夏場は貝類はマルシェから姿を消すからです。アサリやムールや生牡蠣が並び始まると「待ってました!」と嬉しいのと同時に「ああ、これから寒くなるなあ」というちょっと寂しいような気持ちもします。
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お魚やさんの前にいたおじいさんと「ボンジュール」。知らない人だけど、ここではみんなこんな風。
白い小さい子を連れていてわたしの買物かごに匂いをかぎに来たので名前を聞くと14歳の「ルナ」ちゃん。おばあさんに頼まれたお買い物を一緒にしに来たのかな。「ルナ」ちゃんには日本語で「こんにちは」。25年もフランスに住んでいても、動物に話しかけるときはいつも日本語。
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「わたしの日本語のブログにルナちゃんを載せてもいいですか」と尋ねると、おじいさんは「いやあ、それはスゴイなー。ルナ良かったねー」と心の暖まるようなひととき。
お魚やさんのベルナールは主人の柔道の先生でもあるのですが、柔道6段でわたしに会うと必ずお辞儀をして「オハヨウゴザイマス」と言ってくれるので、わたしたちのやりとりを見る人はみなビックリするか笑うか。
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いつも家に帰って来て袋を開けると、12個買ったはずの生牡蠣が14個入っていたり、エビが数匹余分に入っていたり、とても優しい力持ち!
この後はオリーブやさん。あまりの美しさにいつも見とれてしまいます。
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もちろんいくつか頂いて帰ります。
そして先程のイタリア食材店に彼女の出身のイタリア北部の小さな村のパン屋さんが作るパネトーネ(クリスマスになると食べるドライフルーツの入った大きなブリオッシュ、パンのようなケーキのようなもの)をすでに2個注文。この美味しさと来たら、わたしの知るパネトーネの中ではダントツのナンバー1。2週間後にはもう探しに行くそうで、まだ10月なのにもうクリスマスを感じてしまいました。でも今日はパスタとイタリアのソーセージとワイン。
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そして最後はお肉屋さんに寄ります。するとまた牛の人形が!
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今度は子牛で首に大きなベルをかけているのが可愛い!
霧雨の降る中のマルシェだったけど、頭の中は今から食べるもののことで一杯で幸せに帰路につきました。




category: パリ PARIS

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パリ7区のお花やさん 

 

パリ16区のお花やさんのすぐあとに。
パリの官庁街でもある7区の北、国会議事堂のすぐうらにあるこのお花やさんは、たぶんそういった関係でいつも素晴らしい蘭や大きな蕾の素晴らしいバラなど、溜息が出るような花たちであふれています。
わたしはいつもこの前を通るだけ。でも気になるからいつもちらっと見たりして。
この日は土曜日、官庁もお休みだからかお店は閉まっている風でそれでも何気に見た途端、急ブレーキを踏んでしまいました!

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ショーウィンドーの中に牛??その前には小さないろいろな形のカボチャたちが飾ってありました。
パリのシャルルドゴール空港に着いてパリ行きの高速に乗ると間もなく何頭かの牛(このお花やさんと同じような)が芝生の上に置いてあるのですが、特にフランスと牛との間に特別な意味は無いと主人は言います。
でも空港に国会議事堂・・・?
それにしてもこの牛は普段はお店の外に出しているのか、今日は閉まっているから中に?でもちゃんとショーウィンドーの前に置いてその前にカボチャ、お店の方のユーモアにもセンスにも思わず頬がゆるみました。
そしてすぐおとなりのアパートの入口にはこんな天使の顔と木が飾られてこちらにもうっとり。。

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パリの秋の土曜日のおすそわけでした。

category: パリ PARIS

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